2024-12

丹後

涙ヶ磯(京都府宮津市)

なみだがいそ平忠房の愛妾であった白拍子の花松は一子をもうけて丹後に隠れ住んでいた(平家の落人)源氏の探索が厳しくなったため、この磯にある身投げ石(名石)から親子で投身したように見せかけたという謡曲「丹後物狂」では、些細なことで勘当された息子...
丹後

浦島屋敷(京都府京丹後市)

うらしまやしき銚子山古墳のそばにある浦嶋子(浦島太郎)の屋敷跡とされる更地がある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.131日本伝承大鑑 京都府京丹後市 網野町網野
丹後

浦嶋児神社(京都府京丹後市)

うらしまこじんじゃ浦嶋子(浦島太郎)を祀る浦嶋子の亀を供養した塚(霊亀塚)の上に建つ『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.131日本伝承大鑑 京都府京丹後市 網野町浅茂川
丹後

立岩(京都府京丹後市)

たていわ麻呂子親王が鬼を退治して閉じ込めたとされる(化け物退治)、玄武岩の巨石嵐の夜になると鬼の泣き叫ぶ声が聞こえるとされる(声の怪)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.131京都府京丹後市 丹後町間人
丹後

布引の滝(京都府伊根町)

ぬのびきのたき浦島太郎伝説のある滝浦嶋子が仙術の修行のために打たれたとされる浦嶋子が玉手箱を開けたところ、立ち上った煙が滝となったとの伝説『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.129京都府伊根町 字本庄上
丹後

宇良神社(京都府伊根町)

うらじんじゃ通称・浦島神社水江の浦嶋子(浦島太郎)を祀る玉手箱や乙姫の小袖など宝物(社宝)が残る『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.128日本伝承大鑑 京都府伊根町 本庄浜
丹後

新井崎神社(京都府伊根町)

にいざきじんじゃ徐福を祀る徐福が上陸・定住し、村人にさまざま技術や文化をもたらしたとされる“にいもよぎ”という草が徐福が求めた仙薬(薬草)であると伝わる『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.126日本伝承大鑑 京都府伊根町 新井
丹後

籠神社 魔除狛犬(京都府宮津市)

このじんじゃ まよけこまいぬ丹後一之宮・籠神社の境内にある狛犬(重要文化財)夜な夜な台座から降りて、天橋立を駆け回ったとされる(動く絵や像)岩見重太郎が一刀のもとに斬り伏せたため、動かなくなった阿形の狛犬の右前脚に刀傷が残る『日本の伝説1 ...
丹後

成相寺 つかずの鐘(京都府宮津市)

なりあいでら つかずのかね成相寺の鐘楼にある鐘鋳造の浄財を求めたところ、ある金持ちの女房が拒否し「この赤ん坊ならさし上げる」と揶揄した境内で鐘を鋳造したところ、金持ちの女房が赤ん坊を溶鋼の中に落としてしまった(因果応報譚)鐘は出来たが、鐘を...
丹後

成相寺 底なし池(京都府宮津市)

なりあいでら そこなしいけ成相寺の境内にある池に大蛇が棲み、寺の小僧を次々と食い、最後に一人だけが残るまでになった住職は藁人形に火薬(鉄砲火薬)を詰めて大蛇に食わせ、腹の中で爆発させた(化け物退治)傷ついた大蛇は、国分寺の鐘をかぶり、空を飛...