2025-01

南信

蓮華寺 絵島の墓(長野県伊那市)

れんげじ えじまのはか蓮華寺の境内にある、大奥御年寄だった絵島の墓所正徳4年(1714年)に起こった絵島生島事件(醜聞)で罪を得た絵島は高遠に流罪となった当初は監禁状態、幕府の許しを得てからは若干の外出が認められ、信仰する日蓮宗の寺であった...
南信

真菰ヶ池跡(長野県伊那市)

まこもがいけあと真菰ヶ池の近くに住んでいた武田の落ち武者が、池で雄のおしどりを射たが、引き寄せると首がなかった1年後、真菰ヶ池で雌のおしどりを射たが、その羽の下にはつがいの雄の首があった夫婦の情愛を知った武士は出家して、池のほとりに寺を建て...
南信

火ともし山(長野県岡谷市)

ひともしやま恋仲だった男が諏訪湖の西へ引っ越したが、男は毎晩山で火をともすことを約束した女は酒の入った筒を持ったまま、灯火を頼りに諏訪湖の反対側から走って男に会いに来た酒の入った筒が熱くなるほど毎夜走ったが、さらに我慢できず遂に湖を泳いで渡...
中信

松本城(長野県松本市)

まつもとじょう永正元年(1504年)に出来た深志城を元に、天正8年(1590年)以降天守などが整備された貞享3年(1686年)に起きた貞享騒動(一揆)で1万を超える農民が取り囲む騒動となった一揆を起こした多田加助(義民)が処刑される直前、城...
中信

寝覚の床(長野県上松町)

ねざめのとこ木曽川の川岸(岸水辺)に約1kmにわたってある奇岩怪石の景勝地龍宮から戻った浦島太郎が諸国を巡って(あるいは飛行の術を用いて)この地に定住、寝覚の床あたりで魚釣りをするなどして暮らしたその後玉手箱を開けて老人となってしまい、どこ...
中信

雑炊橋(長野県松本市)

ぞうすいばし昔、橋がなかったために行き来が出来なかった南北の村の男女が、川を挟んで会って恋仲となった2人は雑炊(料理:地名の由来)を食べるなど節約して金を貯め、やがて刎橋を完成させて、めでたく結ばれ結婚したとされる(恋の伝説)刎橋は周期的に...
北信

久米路橋(長野県長野市)

くめじはしある男がひもじさのあまり、米と小豆を盗んで飯(食品食材)を炊いて娘に食べさせた喜んだ娘は「赤まんま食べた」と外で歌ったため、盗みがばれた男は橋の人柱とされたその後娘は口を利かなくなったが、ある時鳴き声のせいで撃たれた雉を見て「雉も...
北信

善光寺 地震横死塚(長野県長野市)

ぜんこうじ じしんおうしづか善光寺境内、事務局のそばにある供養塔(宝篋印塔)弘化4年(1847年)に起きた善光寺地震で亡くなった旅人など身元の分からない者約10000人を供養した発願の中心は上田の商人・土屋仁輔で、地震直後に物資を運ぶなど慈...
東信

笄の渡し(長野県坂城町)

こうがいのわたし天文22年(1553年)に村上義清(戦国大名)の居城・葛尾城が落城した時、奥方は千曲川を渡って逃げ落ちた(落城伝説)手助けをした渡し場の船頭に、礼として髪に挿していた笄(装身具)を手渡したとされる『日本の伝説3 信州の伝説』...
南信

犬神様(長野県飯田市)

いぬがみさま犬神神社とも呼ばれ、他の石碑と共に祀られるある猟師が、山犬と混血の猟犬と共に山で一夜を明かしたところ、夜になり犬が焚火の火を消そうとしていた猟師が止めようとしても抵抗するため、犬の首を刎ねた首は宙を舞って、隠れていた大蛇に噛みつ...