中越米山(新潟県柏崎市) よねやまかつて泰澄と沙弥という2人の僧が山頂に庵を結んで修行していた沙弥は術を使って鉢を飛ばし、食べ物などを恵んでもらっていた(飛鉢伝説)ある時出羽の清定の船に米一杯を所望したが、断られたため、術を使って船の米俵を全て山に運ばせた清定が詫び... 2025.03.31中越
中越香積寺 柏崎勝長邸跡(新潟県柏崎市) こうじゃくじ かしわざきかつながていあと謡曲「柏崎」に登場する、柏崎勝長(地方豪族)の屋敷跡勝長は一子花若丸を連れて鎌倉へ行くがそこで病死、花若丸は善光寺へ赴き剃髪する残された母親は悲報に心を狂わせて彷徨い、やがて善光寺へ辿り着き、夫の菩提... 2025.03.31中越
中越胞姫神社(新潟県柏崎市) よなひめじんじゃ源義経この地を通りがかった時、北の方が産気付いた無事に嫡男が生まれたため、弁慶が胞衣を神社に奉納した(胞衣塚)近くには弁慶が杖を突いて湧きだした産湯の水(湧水)がある『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.34新潟県柏... 2025.03.31中越
上越浄善寺 扇屋渋々宿御旧跡(新潟県上越市) じょうぜんじ おうぎやしぶしぶやどごきゅうせき一夜の宿を請うた親鸞であるが、頼まれた扇屋は断った親鸞は軒下の石を枕に寝たが、その読経を聞いた扇屋は改心して帰依するようになった別れ際に形見を頼むと、親鸞が宙に名号を書き、その文字が手ぬぐい(織... 2025.03.31上越
上越人魚塚(新潟県上越市) にんぎょづか毎夜のように佐渡から男の元に船を漕いでやって来る女があった男は常夜灯(灯火)をともし、女はそれを目印にして船でやって来ていたある時、男は女に会うのをやめて常夜灯もともさなかったため、女は翌日死体となって浜に打ち上げられた後悔した... 2025.03.31上越
中越鏡ヶ池(新潟県十日町市) かがみがいけ謡曲「松山鏡」の伝説として伝わる池大伴家持が罪を得てこの地に住み、土地の女との間に娘をもうけた女は病を得て死に、家持は後妻をもらうが、後妻は娘を虐めた娘は、池に映る自分の姿を母と思い込み、形見の鏡を抱いて入水した(継子殺し)やが... 2025.03.31中越
中越管領塚(新潟県十日町市) かんれいづか越後守護の上杉房能(武家)が、守護代の長尾為景(戦国武将)に追われて自刃した地に建つ碑房能は朝靄の中、河原の石を敵軍勢と見誤って自刃したとされる(戦乱)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.30新潟県十日町市 松之山天水... 2025.03.31中越
中越松之山温泉(新潟県十日町市) まつのやまおんせん傷ついた一羽の鷹が毎日同じ場所に降り立つのを見た木樵(杣人)が発見した温泉別名を「霊鷹の湯」とも呼ぶ『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.30新潟県十日町市 松之山湯本 2025.03.31中越
中越松苧神社 大けやき跡(新潟県十日町市) まつおじんじゃ おおけやきあと坂上田村麻呂が愛馬を繋いだという伝説を持つ欅の木平成になって伐採され、その跡だけが残る『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.30新潟県十日町市 松之山湯山 2025.03.31中越
上越弘法清水(新潟県上越市) こうぼうしみず空海が行脚の途中、老婆に一杯の水を請うと、老婆は遠く離れた場所から水を汲んで差しだした空海は感激すると、杖で地面を突いて湧水を出した後日別の場所で水を請うと、家人が拒否したため、濁った水しか出てこなくなった(因果応報譚)『日本... 2025.03.31上越