2025-03

臼杵佐伯

長良神社(大分県佐伯市)

ながらじんじゃ土佐から船で佐伯へ渡った僧侶が、佐伯の港に近づくと荒れた海へ飛び込んだ船頭が見ると、水面を白蛇が岸を目指して泳いでいたその後、蛇が上陸した土地で抜け殻と仏像が見つかり、抜け殻を祀った(創建伝説)僧侶は蛇の化身ではなく、嵐を鎮め...
臼杵佐伯

伊勢本神社(大分県佐伯市)

いせもとじんじゃ神武天皇の東征(神武東征)の折、暴風雨のためこの地に上陸し、神前に供え物をして天候の回復を待ったこの時に飲み物を盛った器(食器)を御神体とする『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.71大分県佐伯市 蒲江畑野浦
臼杵佐伯

暁嵐の滝(大分県佐伯市)

ぎょうらんのたき相撲を挑んできた河童たちを六兵衛が知恵を使って倒し、最後に大将の腕を引っこ抜いて勝った腕を返してほしいと頼む河童に対して、六兵衛は石が腐るまで悪さをしないと誓わせたさらに河童たちに頼んで、滝の主であった鰻と蟹も退治させた(化...
臼杵佐伯

神の井(大分県佐伯市)

かみのい神武天皇が東征(神武東征)の折、途中の大入島で水を求めて上陸したしかし水がなかったため、弓で地面を突いて井戸を造った島の人々は、神武天皇上陸の地を日向泊と呼ぶようになった(地名の由来)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.7...
臼杵佐伯

解脱闇寺 雷井戸(大分県津久見市)

げだつあんじ かみなりいど解脱闇寺の境内にある雷と共に天から天人が落ちてきたが、住職が杖を庭に突き立て、それを支えに天に帰っていった翌日、助けたお礼として境内に湧水が湧いたが、それが雷井戸となったまた住職が突き立てた杖は成長して巨木となった...
臼杵佐伯

馬の首(大分県臼杵市)

うまのくび“切通し”と呼ばれる道路で、夜中に現れる白馬の化け物大友家の片山友之進(戦国武将)は戸次川の戦い(戦国の戦い)で敗れ、遺書を愛馬の初雪にして自害した遺書を携えて臼杵の屋敷を戻った初雪は、夫人から主人を置いて逃げてきたと勘違いされ首...
臼杵佐伯

津久見島の大蛇(大分県臼杵市)

つくみしまのだいじゃ臼杵一の美人と言われた家老の娘が病にかかり(憑依)、夜ごと若い男が現れることを白状した家老は、津久見島から城へ渡ってくる光る怪物の仕業と推測し、娘に護衛をつけた護衛の若侍は金縛りに遭うも、怪しい男を見つけて斬り掛かった男...
臼杵佐伯

卯寅稲荷神社(大分県臼杵市)

うとのいなりじんじゃ稲葉氏(大名)統治時代、臼杵城内に白狐が棲み着き、一族が参勤交代を護衛するなど忠節を尽くしたある狩りの時に悪戯をしたとされ、城から退去を命ぜられた数年後、江戸屋敷の火事の時、火消しに化けて屋敷を守ったため帰参を許された現...
臼杵佐伯

臼杵石仏(大分県臼杵市)

うすきせきぶつ国宝の磨崖仏群炭焼き長者が娘の般若姫の供養のために発願して造った造営の折に東方から現れた異僧が石仏を彫り上げ、開眼時には紫雲や妙音が空から出現した『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.64大分県臼杵市 深田
臼杵佐伯

黒島(大分県臼杵市)

くろしま臼杵湾内にある島1600年にオランダ船のリーフデ号が漂着し、ウイリアム=アダムス(西洋人)やヤン=ヨーステンが上陸した(歴史的事件)現在資料館と記念公園がある『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.63大分県臼杵市 佐志生