2025-03

日田竹田

御池・空池(大分県竹田市)

みいけ・からいけ中岳(山)の火口跡が池になったもので、御池には水があるが、それよりも低い位置にある空池には水がない空池の方で猟師が鉄砲(鉄砲火薬)を洗ったため(あるいは刀)、不浄を嫌って水がなくなったあるいは不浄を嫌って、空池の水が御池へ移...
大分別府

白水鉱泉(大分県由布市)

しらみずこうせん黒岳に入った猟師が道に迷い、一軒の家に泊めてもらった(異界)夜中に天狗の餅つきを見たため、一夜のはずが実際には罰で1年間眠っていた米のとぎ汁を流すので、それを目印に里へ下りるよう天狗に言われた家に帰ると自分の1周忌の法要がお...
大分別府

男池(大分県由布市)

おいけ龍神がいる湧水とされ、朝日長者が雨乞いをしたため末娘が自ら人身御供となった(雨乞い伝説)末娘が池の大蛇に食われそうになった時、持仏の観音像(仏像)が大蛇の口に飛び込んだ大蛇はかつて長者の屋敷にいた姥で(変身譚)、罪を得て変化していたが...
日田竹田

不断鶴(大分県九重町)

ふだんづる朝日長者七不思議の1つ長者の屋敷に棲み着いたつがいの鶴は、代々途切れず棲み着いていたため“不断鶴”と呼ばれた心ない猟師によって鶴が殺され、その供養の墓が残されている(鳥獣墓)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.32大分県...
日田竹田

音無川(大分県九重町)

おとなしがわ朝日長者七不思議の1つ長者の屋敷近くを大きな音で流れていたため、長者が怒ったところ音が小さくなった川(河川:音止伝説)七不思議「鳴川」の上流にある『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.32大分県九重町 田野
日田竹田

鳴川(大分県九重町)

なるかわ朝日長者七不思議の1つ細い河川であるが、瀬音が非常に大きいとされる七不思議の「音無川」の下流にある『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.32大分県九重町 田野
日田竹田

殺生石(大分県九重町)

せっしょうせき朝日長者七不思議の1つ岩の下から炭酸ガスが噴出し、付近で虫や小動物が死んだので殺生石と呼ばれる『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.32大分県九重町 田野
日田竹田

念仏水(大分県九重町)

ねんぶつみず朝日長者七不思議の1つかつては熱湯の湧水で、財宝を隠した長者が口封じのために運んだ人夫などを殺して投げ込んだ(財宝伝説)現在は冷水が湧き、南無阿弥陀仏(名号)と唱えて足踏みすると、念仏を唱えるような湧水の音が聞こえる『日本の伝説...
日田竹田

白鳥神社(大分県九重町)

しらとりじんじゃ朝日長者の初代がこの地に来た時に建立した神社娘の婚礼の際に鏡餅(食品食材)を的に矢を射たところ白鳥となったが、白鳥神社の神使であるといわれたそれ以来朝日長者は没落し(長者の没落)、神社には長者を祀る祠がある『日本の伝説49 ...
大分別府

立石池(大分県由布市)

たていしいけ池のそばに庵を構えた立石坊という僧侶の許に女が訪れ、そのまま一緒に暮らしだした托鉢から戻ってきたら家の戸を叩くよう言われていたのを忘れて入ると、そこには大蛇がいた(異類婚姻譚)女の正体は近くの山下池の大蛇で、正体がばれたので元の...