2025-04

中越

聚感園 弁慶手掘の井戸(新潟県長岡市)

しゅうかんえん べんけいてぼりのいど地方豪族の五十嵐氏の屋敷跡源義経一行もしばらく逗留したが、その間に弁慶が井戸を掘って主人に供した『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.64新潟県長岡市 寺泊
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勝見稲荷堂(新潟県出雲崎町)

かつみいなりどう源義経の兜の守護神である、源九郎稲荷(狐)を祀るこの地に上陸した義経を見送った後、静御前と佐藤継信・佐藤忠信の母である音羽御前がこの地に留まって建立した(創建伝説)別名・源九郎稲荷『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p...
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良寛堂(新潟県出雲崎町)

りょうかんどう良寛(僧侶:歌人:書家)の生家である橘屋跡(屋敷跡)に建てられた、良寛の遺徳を偲ぶ堂宇『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.62新潟県出雲崎町 石井町
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大儀寺 関山の毛塚(新潟県南魚沼市)

だいぎじ せきやまのけづか源教という僧が、転落死が絶えない五十嵐橋で寒行供養していると、菊という名の女の幽霊が現れた幽霊は髪の毛があるため成仏出来ないので、髪を剃って欲しいと頼んだ源教は幽霊を寺に招いて髪を剃り、そのうちの何本かを手元に残す...
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巻機山(新潟県南魚沼市)

まきはたやま母の病気を治す薬草を求めて里の若者が巻機山に登ると、頂上の方から機織の音が聞こえた(地名の由来)若者が近寄ると、美しい女性が機織をしており、事情を話すと薬草を採ってきてくれたさらに共に山を下り、母の病気を治し、村の娘に機織りの技...
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普光寺 毘沙門堂(新潟県南魚沼市)

ふこうじ びしゃもんどう坂上田村麻呂が蝦夷征伐の途上、戦勝祈願に建てた古刹按摩(座頭)が、毘沙門堂の僧の身体を揉んで、その骨格からその正体が山猫であることを知って、事実を伝えて死んだ多くの村人が山狩りをしたが見つからなかったため、毘沙門堂で...
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田代の七ツ釜(新潟県十日町市)

たしろのななつがま庄屋が滝に棲む大蛇から、一度だけ投網で滝壺の魚を獲っても良いと言われた庄屋は言いつけを忘れて二度投網を入れたため、大蛇は怒って庄屋を弁天堂まで追い詰めた(強欲の報い)大蛇は庄屋の撃った鉄砲(鉄砲火薬)のために死に、庄屋も毒...
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観音堂(新潟県十日町市)

かんのんどう渡し場で倒れていた夫婦者を助けると、形見に観音像(仏像)を受け取ったその後火事の際に僧が現れ、袈裟を振り回して火を止めたが、確かめると観音像の衣裾が焼け焦げていた(手伝う神仏)孫の代に観音像が大水で流されたが、呼び声について行く...
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瀬戸口温泉(新潟県十日町市)

せとぐちおんせん一夜の宿のお礼として、空海が大石の下から湯を出した湧いた湯に寝たきりの妻を入れると快癒したため、「弘法の授け湯」と呼ばれる温泉となった『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.52新潟県十日町市 西田尻
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角間のねじり杉(新潟県十日町市)

かくまのねじりすぎある旅僧がこの地で水を一杯所望したが、村人は誰もそれに応じなかった僧は仏法が行き渡っていないことを嘆き、後世に示すために杉の若木をねじって立ち去ったその後杉の木はねじれたまま成長し、村人は仏法のありがたさを知り、やがて「弘...