2025-05

西三河

浄瑠璃淵(愛知県岡崎市)

じょうるりぶち源義経との恋に破れた浄瑠璃姫が身投げをしたとされる淵(悲恋伝説)入水の地である“足跡岩”、姫の供養に両親が建てた“穴観音”も川の改修工事で消えている『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.161愛知県岡崎市 吹矢町
東三河

▲浄瑠璃姫の祠(愛知県新城市)

じょうるりひめのほこら矢作の兼高長者の娘・浄瑠璃姫は、奥州へ向かう途中に屋敷に逗留した源義経と恋仲になる義経は鳳来寺の千寿が峰で待っていて欲しいと告げて奥州へ行き、浄瑠璃姫は屋敷を出て峰で待ったその後浄瑠璃姫は義経が3日前に千寿が峰を通った...
尾張

徳林寺(愛知県大口町)

とくりんじ通称・山姥寺本宮山で山姥と遭遇した福富新蔵(名士)は、矢を放ってそれを撃退した血の跡を追った新蔵は、旧知の小池与八郎の屋敷にたどり着いた山姥の正体は与八郎の妻であり、それ以来消息を絶ってしまった与八郎の息子は、消えた母親の供養のた...
海部知多

野間大坊(愛知県美浜町)

のまだいぼう正式名・大御堂寺平治の乱で敗走した源義朝が暗殺された地に造られた墓を供養するために建てられた義朝が刀剣を持てない風呂場で殺されため、墓所には木刀の形をした卒塔婆が供えられる境内には義朝の首級を洗った血の池があるが、国の変事がある...
名古屋

元興寺(愛知県名古屋市中区)

がんごうじ落ちてきた雷を助けたお礼に授かった子供が、奈良の元興寺で鬼を退治し(化け物退治)、後に道場法師(名僧)となった道場法師はその後生まれ故郷の尾張に戻り、修行を積んだ寺と同じ元興寺を建てた(創建伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川...
海部知多

今川塚(愛知県東海市)

いまがわづか通称「今川さん」桶狭間の戦いで討死した今川義元の遺体を家臣がここまで運び、葬った墓所家臣達はその後もこの地に留まり墓所を守った『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.135愛知県東海市 高須賀町戌亥屋敷
名古屋

長福寺(愛知県名古屋市緑区)

ちょうふくじ境内で、桶狭間の戦い後の首実検が行われ(林阿弥の首検証跡)、供養の杉の木が立つ境内の放生池は“血刀濯ぎの池”と呼ばれ、戦いの後の刀剣に付いた血を洗った場所とされる『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.135愛知県名古屋市緑...
名古屋

桶狭間古戦場公園(愛知県名古屋市緑区)

おけはざまこせんじょうこうえん桶狭間の戦いで、本陣から逃れた今川義元が織田勢に討ち取られた場所とされる塚から掘り出された、今川義元の墓所とされる“駿公墓碣”が敷地内にある義元首洗いの泉(湧水)があり、泉の中に回る桶があったことから桶狭間の地...
尾張

桶狭間古戦場伝説地(愛知県豊明市)

おけはざまこせんじょうでんせつち桶狭間の戦いの時、今川義元の本陣が置かれた場所とされる義元の墓所を始め、今川重臣が討ち取られた場所を示す“七石表”などが敷地内にある『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.134愛知県豊明市 栄町南舘
名古屋

戦評の松(愛知県名古屋市緑区)

せんぴょうのまつ桶狭間の戦いの際に、今川軍の軍議がこの松の木の下で行われたことから名が付いた。ある鰻屋(商人)が行商のため、夜明け前にこの松の下を通りがかった時、上空に白馬に乗った白装束の幽霊を見た幽霊の正体は今川義元で、見たことを固く口止...