東三河仏島(愛知県蒲郡市) ほとけじま満潮時には波間に隠れてしまう、周囲を岩礁で囲まれた無人島石塔を運んでいた船が島の近くで突然沈み、船乗りの兄弟が島に向かって泳ぎだした島を見ると、何体かの白衣の亡者(幽霊)が手招きしており、怖くなった兄弟はからがら浜へ逃げ泳いだ後日... 2025.05.13東三河
東三河長福寺 力寿姫の墓(愛知県豊川市) ちょうふくじ りきじゅひめのはか三河国司・大江定基の愛妾・力寿姫(伝承の女性)の菩提を弔うために建てられた寺院(創建伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.97愛知県豊川市 赤坂町西裏 2025.05.13東三河
東三河三明寺(愛知県豊川市) さんみょうじ別名・豊川弁財天、馬方弁天三河国司の大江定基が愛妾の力寿姫(伝承の女性)の死を悼んで、等身大の弁財天像を彫ったある時、馬子が歌を歌いながら門前を通っていると、歌を愛でた弁財天が財布(袋物)をくれた財布は中の金をいくら使っても尽き... 2025.05.13東三河
東三河財賀寺(愛知県豊川市) ざいかじ三河国司となった大江定基は、地元の赤坂長者の娘・力寿姫(伝承の女性)と懇ろになる任期が終わり京へ戻る定基に対して、力寿姫は恋慕から舌を噛み切って自害した(悲恋伝説)定基は遺体(遺体・ミイラ)と共に7日間過ごしたが、死臭のために泣く泣... 2025.05.13東三河
海部知多明眼院(愛知県大治町) みょうげんいん清目という僧の夢に異国人(異人)が現れ(夢告)、眼病治療に必要な薬品や霊水について教授され、寺院で眼病治療を始めたかつて平景清が目を病んだ時、この寺院を頼って目を回復させた景清はお礼に着用していた鎧を奉納した『日本の伝説7 愛... 2025.05.13海部知多
東三河延命寺 田植え地蔵(愛知県新城市) えんめいじ たうえじぞう村の働き手が病気となって田植えが出来ずに困っていると、一夜のうちに何者かが田植えを済ませた寺の地蔵とその両脇の童子像が泥で汚れていたため、地蔵が田植えをしたとわかった(手伝う神仏)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書... 2025.05.13東三河
海部知多常福寺(愛知県大府市) じょうふくじ平家滅亡後に平景清がこの地に隠棲し、建立した寺院この地で半月掛かって仏像を彫ったことから、半月という地名となった(地名の由来)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.96愛知県大府市 半月町 2025.05.13海部知多
名古屋景清社(愛知県名古屋市熱田区) かげきよしゃ平家滅亡後、平景清が隠れ住んだ屋敷跡地に建つ景清は熱田潜伏中に遊女と懇ろになり、女児を一人もうけた眼病が酷くなり、名刀・痣丸を熱田神宮に奉納した(戦国時代、この刀剣を所持した者は失明など目に障害を持った:災いの器物)『日本の伝説... 2025.05.13名古屋
名古屋闇之森八幡社(愛知県名古屋市中区) くらがりのもりはちまんしゃ源為朝が勧請したとされる境内には為朝の甲冑を埋めた鎧塚がある享保年間に心中事件が起こり、それを題材にした浄瑠璃(音曲)「睦月連理玉椿」が人気となった『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.96愛知県名古屋市中区... 2025.05.13名古屋
東三河金時塚(愛知県豊川市) きんときづか坂田金時の墓所とされる東国へ朝敵征伐へ行った折にこの地を立ち寄り、その縁で墓が造られた『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.96日本伝承大鑑:愛知県豊川市 平井町 2025.05.13東三河