西三河縁心寺 若林喜惣兵衛の墓(愛知県西尾市) えんしんじ わかばやしきそべえのはか若林喜惣兵衛は西尾藩士で、酒好きであったが、生前ある娘の持病の癪を治したその娘が墓前に酒を供えたことから、酒を供えると癪や疝気を治すとされた(信仰の墓碑:病気平癒)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)... 2025.05.12西三河
西三河境目首折地蔵(愛知県安城市) さかいめのくびおれじぞうある男が鍬で地蔵の首を折ったところ急に目が見えなくなったため、謝罪したが片目を失明した(発病)その後、政八という男が目を痛めた時、地蔵に頼めと夢を見た(夢告)ので祈願したところ全快した(眼病)このことから別名を政八地... 2025.05.12西三河
西三河大浜熊野大神社 菊女の碑(愛知県碧南市) おおはまくまのおおじんじゃ きくじょのひ 享保3年(1718年)幕府の捕吏に村人多数が暴行を加えた責を負って(騒動)、加藤友右衛門(名士)は伊豆大島へ流罪となった妻の菊女(貞女)は熊野大神社でお百度を繰り返し、写経の一部と自筆の手紙を添えて... 2025.05.12西三河
西三河松雲院 恩田の初連(愛知県刈谷市) しょううんいん おんだのはつれん藩主の三浦侯(大名)が頻繁に寺を訪ねるようになり、家来が初連狐の子を苛めたため、初連は仕返しをする三浦侯に嫁ぐ花嫁行列に化けて城に入り、床入り前の風呂で正体がばれるまで化け続けたこの失態で三浦侯は他の土地へ左... 2025.05.12西三河
西三河重原の三井戸(愛知県刈谷市) しげはらのみついど別名・佐次兵衛井戸家に立ち寄った空海が水を所望し、佐次兵衛は遠くまで時間をかけて水を汲んできた近くに井戸がないことを知った空海は杖で地面を突いて水を出した(湧水)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.74愛知県刈谷市... 2025.05.12西三河
西三河赤目樫元弘法(愛知県知立市) あかめかしもとこうぼう西三河三弘法の一番札所・遍照院跡地にある空海がこの地にしばらく滞留し、赤目樫の木を使って3体の仏像を彫り上げた3体の仏像は遍照院、西福寺、密蔵院にそれぞれ安置され「西三河三弘法」(霊場)として信仰されている『日本の伝説... 2025.05.12西三河
西三河安勝院(愛知県豊田市) あんしょういん別名は岩屋観音境内に巨石が重なりあうようにしてあり、その岩窟に観音堂が安置されているかつてこの洞穴に鬼が棲み、村に出て悪事を働いた聖徳太子が聖観音像を、行基が十一面観音像を授けたところ、鬼が出てこなくなった(化け物封印)生まれ... 2025.05.12西三河
西三河泥打観音(愛知県豊田市) どろぶちかんのん泥田の中に埋まっていた観音像(石仏)で、泥にまみれていることを好むとされる泥をぶつけて祈願すると願いが叶う(特有の願掛け)ある旅人が泥を洗い流したところ、急に身体が痛んで死んでしまった(禁を犯す)『日本の伝説7 愛知の伝説』... 2025.05.12西三河
西三河小太郎石(愛知県岡崎市) こたろういし洪水のために橋が流されたので、土地の力持ち・小太郎(名士)が橋の代わりに運んできた巨石(力石:怪力伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.66愛知県岡崎市 樫山町 2025.05.12西三河
西三河椀貸池(愛知県豊田市) わんかしいけ借りたい膳椀の数を書いて池に投げると、翌朝に必要な数だけ池に浮かんでいた(椀貸伝説)ある時椀を借りて運ぶ途中、転んで1つを壊したため返却しなかったが、それ以来椀を貸さなくなった『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.65愛知... 2025.05.12西三河