2025-06

加賀

木滑神社 仏御前の安産石(石川県白山市)

きなめりじんじゃ ほとけごぜんのあんざんいし平清盛の寵愛を受けた仏御前が出産のため、故郷の原村へ向かう途中、この地で子を死産した出産の時にこの石に寄りかかったとされ、触れると安産のご利益がある『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)...
加賀

御仏供杉(石川県白山市)

おぼけすぎ祇陀寺の大智禅師(名僧)がこの地を去る時、杉の苗を逆さに挿したものが成長した仏飯を盛った形(仏具)に似ていることから名が付いた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.37石川県白山市 吉野
加賀

大日川(石川県白山市)

だいにちがわ一向一揆の居城であった鳥越城と二曲城は互いに法螺貝(楽器)で連絡し合っていた間を流れる大日川(河川)の音がうるさいため、城主が神に祈って音を止めた(音止伝説)この川で捕れる鮴(ゴリ:魚類)は串に刺しても口を開かない(動物の俗信)...
加賀

弘法池(石川県白山市)

こうぼういけ老婆の親切に感激した空海が。錫杖で岩に穴を開けて出来た湧水甌穴部分から水が湧き出ている『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.36石川県白山市 釜清水
加賀

歌占滝(石川県白山市)

うたうらたき伊勢の神主が歌占いをしながら諸国を巡り、この滝のそばに滞在していた親を探している子供がここで歌占いをしたところ、それが神主の息子であった和歌によって対面を果たした親子の話(親子の情愛)を謡曲とした『日本の伝説12 加賀・能登の伝...
加賀

白山比咩神社 狛犬(石川県白山市)

しろやまひめじんじゃ こまいぬ加賀国一之宮藤原秀衡が京で造らせた狛犬を船で運んでいる途中、船が沖で止まったため、神意と考えて奉納した現在宝物館に安置される『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.35石川県白山市 三宮町
加賀

金劔宮 義経腰掛け石(石川県白山市)

きんけんぐう よしつねこしかけいし奥州へ落ち延びる際、源義経がこの地を訪れ、この石に腰掛けた(腰掛け石)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.34石川県白山市 鶴来日詰町
加賀

金劔宮 天忍石(石川県白山市)

きんけんぐう あまのしのぶのいし小牛の形をしており、別名・牛石と呼ばれる神がこの石頭に降臨したとされる影向石『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.34石川県白山市 鶴来日詰町
加賀

手叩き清水(石川県白山市)

てたたきしみず泰澄が掘った井戸で、手を叩くとそれに合わせて清水(あるいは湯)が湧く(湧水)白山詣での途中の名所として江戸時代に賑わった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.34石川県白山市 日御子町
金沢

御山神社(石川県津幡町)

おやまじんじゃ焼失した本殿を再建する際、基礎となる柱が倒れるため、庄屋の娘が人柱を提案したくじを引いたところ、その娘が人柱と決まり、埋められた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.33石川県津幡町 下川合