2025-06

能登南

▲硯石(石川県七尾市)

すずりいし机島にある名石真ん中にある穴に溜まった水を空海が硯の水として使った穴の水は炎天でも涸れず、かき混ぜると嵐となって島から出られなくなる(禁を犯す)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.104石川県七尾市 中島町瀬嵐
能登南

行者ヶ端(石川県七尾市)

ぎょうじゃがはな泰澄の弟子の臥行者(仙人)が寝そべりながら修行をしていた叢林臥行者はこの地から鉢を飛ばして、行き交う船から米を布施として受け取っていた(飛鉢伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.103石川県七尾市 能登島...
能登南

御祖母様の墓(石川県七尾市)

おんばさまのはか泰澄の弟子と言われる臥行者(仙人)の母の墓所この地区に母がかつて住んでおり、この祖母ヶ浦地区の開拓者として尊崇されている(地名の由来)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p,102石川県七尾市 能登島祖母が浦町
能登南

嶽神社(石川県七尾市)

だけじんじゃ祭神は、鰀(えのめ=エイ)に乗ってこの地に来たとも、この地で退治したとも伝わる(創建伝説:地名の由来)神社のある丘は天狗が造ったもので、村の者が早起きしたために担いでいたもっこを投げ棄てて出来た(一夜作り伝説)『日本の伝説12 ...
能登南

伊夜比咩神社(石川県七尾市)

いやひめじんじゃこの付近に猿鬼という鬼が暴れていたが、この神社のお告げにより時の天皇が左大将義直(廷臣)を下向させ退治した(化け物退治)猿鬼は頭に角が1本生えていたが、退治された後角が神社に奉納された(社宝)『日本の伝説12 加賀・能登の伝...
能登南

妙観院 七不思議(石川県七尾市)

みょうかんじ ななふしぎ海に入水した女が龍(蛇)と化し鐘を破壊するため、竜頭に“竹に虎”の意匠を施した鐘を誂えると、変事が収まった女が入水した底なし淵は、池となって残されているその他、観音菩薩像・弁財天・不動明王・奇岩怪石などのがある『日本...
能登南

邑知潟(石川県羽咋市)

おうちがた潟に大蛇が棲んでいたため、大己貴命(大国主命)と少彦名命が退治したかつては大蛇潟(おろちがた)と呼ばれていたともされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p,98石川県羽咋市 西潟町
能登南

白鬚神社(石川県羽咋市)

しらひげじんじゃ拝殿妻にある龍虎の彫り物(像)が夜な夜な抜け出して邑知潟で魚を獲るため、足に釘を打って動けないようにした(動く絵や像)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p,98石川県羽咋市 千路町
金沢

法船寺 義猫塚(石川県金沢市)

ほうせんじ ぎびょうづか本堂に巣食った大鼠を退治しようと、住職が子猫を飼いだした子猫は成長し、大鼠退治のために仲間を連れてくると夢枕に告げた(夢告)2匹の猫は大鼠と戦って勝ったがそのまま死んでしまい、墓地に埋葬された(動物報恩譚:化け物退治...
能登南

大地主神社(石川県七尾市)

おおとこぬしじんじゃ通称「山王神社・山王さん」かつて猿神に人身御供を差し出していたが、越後のシュケンという白狼が身代わりとなって退治した(化け物退治)猿神の後難を怖れた人々は3台の曳き山を奉納する祭礼(青柏祭)を始めた名物の餅菓子である“な...