河内西方院(大阪府太子町) さいほういん聖徳太子の侍女であった3人の女性(蘇我馬子・小野妹子・物部守屋の娘)が、太子の死後に出家(尼僧)して建立した寺(創建伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.77大阪府太子町 太子 2025.07.09河内
河内叡福寺(大阪府太子町) えいふくじ叡福寺七不思議と呼ばれるものがある御廟の周囲にある結界石は空海が一夜で築いたが(一夜作り伝説)、何度数えても数が合わない聖徳太子が母の棺を担いだ楠の棒を挿すと巨木となった(大乗木)御廟には松の木が生えない、鳥が巣を作らない、雨が降... 2025.07.09河内
河内壺井八幡宮 壺井の井戸(大阪府羽曳野市) つぼいはちまんぐう つぼいのいど前九年の役の時、源頼義(源氏)は水が涸れて全滅の危機に瀕した石清水八幡宮の御利益で湧水を掘り当てて勝利したので、その水を壺に入れて河内国へ持ち帰った帰国後井戸を掘らせて壺を入れると、水が湧いてきた(創建伝説)... 2025.07.09河内
河内誉田八幡宮 おうまやの跡(大阪府羽曳野市) こんだはちまんぐう おうまやのあと田辺伯孫(豪族)は酒に酔った帰り、応神天皇陵(古墳)の辺りで立派な赤馬に乗った人と出会い、自分の馬と交換した翌日厩に行くと赤馬は赤埴(像)の馬になっており、古墳に戻って自分の馬を見つけると再度交換した『日本... 2025.07.09河内
河内潮音寺 衣縫孝女の墓(大阪府藤井寺市) ちょうおんじ きぬぬいこうじょのはか衣縫造金継の娘は、父母の墓守として一生嫁ぐことがなく、孝女(孝子)として顕彰された衣縫塚古墳(允恭天皇陵陪塚)の上にあった衣縫孝女碑(顕彰碑)も墓所に移設されている『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)... 2025.07.09河内
河内道明寺天満宮 木槵樹(大阪府藤井寺市) どうみょうじてんまんぐう もくげんじゅ相模の僧侶・尊性が善光寺で見た夢告で、河内の土師寺のモクゲンジュ(木本)の実で数珠を作り、百万遍念仏を唱えると極楽往生できるとして訪問した当地で案内をしたのは天神の使いの白大夫で、実を振り落として尊性に... 2025.07.09河内
河内道明寺(大阪府藤井寺市) どうみょうじ菅原道真は、伯母の覚寿尼(尼僧)に会いにしばしば訪問した道真が経文の書写中に水が切れたが、二童子が現れて硯に水を注いだ(神仏の加護)道真が大宰府左遷の際に立ち寄ったが、鶏が早く鳴いたため長居できず、和歌を詠んで出立した覚寿尼が、... 2025.07.09河内
和泉乳滝(大阪府和泉市) ちちだきかつては“父滝”と書き、鬼の家族である父鬼の住処であったとされる近くにある父瀧不動尊では乳の出が良くなるよう祈願する女性があり、滝に鯉を放って祈願したとされる(授乳の俗信)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.70大阪府和泉市... 2025.07.09和泉
和泉阿弥陀寺(大阪府和泉市) あみだじ行基が光明皇后の安産祈願のため祈祷をしていたところ、全山が鳴動し光り輝く中に阿弥陀如来を見た無事安産が伝えられたので、この地に一寺を建立した(創建伝説)安産や子授けのご利益がある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.69大阪府... 2025.07.09和泉
和泉施福寺(大阪府和泉市) せふくじ通称・槙尾寺西国三十三ヵ所観音霊場の第4番札所役行者が、経巻(経典)を葛城の山々に分けた際、この山に最後の1巻を納めたので“巻尾山”と呼ばれた(地名の由来)空海がこの地で出家剃髪したとされる花山院が道に迷った時、馬のいななきに導かれ... 2025.07.09和泉