2025-07

和泉

▲弘法井戸(大阪府和泉市)

こうぼういど空海が水と一夜の宿の礼に、水の便が悪いと嘆く庄屋のために井戸を掘り当てた井戸のそばに樫の杖を挿して去り、その木が成長したことから、若樫の地名の由来となった『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.68大阪府和泉市 若樫町
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男乃宇刀神社(大阪府和泉市)

おのうとじんじゃ五瀬命と神武天皇の兄弟が祀られる神社神武東征の折、五瀬命が負傷して退却した軍勢を、地元の豪族・横山彦命が迎え入れた行宮跡『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.66大阪府和泉市 仏並町
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浄福寺(大阪府和泉市)

じょうふくじかつて安楽寺(現:国分寺)の奥の院で、智海上人(名僧)が修行中に尿意を催し、その小水を雌鹿が舐めた雌鹿は懐妊して人間の子供を生んだが、これが後の光明皇后とされる(生誕伝説)光明皇后は足指が鹿のような形であったため(不具者)、袋で...
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国分寺(大阪府和泉市)

こくぶんじ承和6年(839年)に国分寺に指定される前は安楽寺と呼ばれたこの地で修行僧と牝鹿の間に生まれたのが光明皇后とされる(生誕地)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.66大阪府和泉市 国分町
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影見ヶ池(大阪府岬町)

かげみがいけ和泉式部が化粧直しのために立ち寄った池池に咲く蓮の花と池に映る自分の顔を見て和歌を詠んだ『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.64大阪府岬町 深日
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橘逸勢父娘の墓(大阪府岬町)

たちばなのはやなりおやこのはか罪を得て客死した橘逸勢の遺骸を娘が貰い受け、故郷に葬った娘は父の墓所のそばに庵を建てて生涯供養した(親子の情愛)逸勢の墓と共に、孝子橘氏墓がある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.63大阪府岬町 孝子
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加茂神社(大阪府阪南市)

かもじんじゃ山城国の加茂神社社殿造営に当たり、御神体を入れていた箱(箱類)を作り替え、古いものを鴨川に流した箱は大阪湾を出て、この地の浜に流れ着き、箱の由来を知った村人が祀った(創建伝説)箱が流れ着いた里なので“箱着里”と呼ばれ、地名の由来...
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信達神社(大阪府泉南市)

しんだちじんじゃ神武天皇の像(貴人像)が浜に漂着したので、それを祀ったとされる神武東征の折、神武天皇の兄である五瀬命が受けた矢傷を洗ったとされる池がある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.62大阪府泉南市 信達金熊寺
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男神社摂社 浜宮(大阪府泉南市)

おのじんじゃせっしゃ はまみや男神社の元宮の地とされる神武東征で長髄彦と戦って深手を負った五瀬命が雄叫びを上げて亡くなった地『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.62大阪府泉南市 男里
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茅渟宮跡(大阪府泉佐野市)

ちぬのみやあと允恭天皇は皇后の妹姫であった衣通姫を寵愛するが、皇后の嫉妬を怖れてこの宮に住まわせた天皇は狩猟にかこつけて度々この地を訪れたが、皇后に釘を刺され会わなくなっていった(近親の確執:行宮跡)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)...