2025-07

佐渡

安寿塚(新潟県佐渡市)

あんじゅづか父の冤罪が晴れ、安寿姫と厨子王丸は、母のいる佐渡へ渡ってその所在を探した先に安寿が母を見つけるが、母は盲目のため娘と気付かず、いつもの悪戯と思い杖で殴って殺してしまった(子女受難)我が子と分かった母は中の川の上流に墓を築いたが、...
佐渡

平根崎波蝕甌穴群(新潟県佐渡市)

ひらねざきはしょくおうけつぐん頭領が病となったため、猿たちが平根沖の海中温泉の湯を汲もうとしたしかし泳げないため、浜の岩に座り込んで眺めているだけで、そのうち尻の部分が削れて甌穴となった(地形の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)...
佐渡

胎蔵寺 藤波友忠奉納絵馬(新潟県佐渡市)

たいぞうじ ふじなみともただほうのうえま佐渡に流罪となった伊勢祭主(神主)の藤波友忠が描いた絵馬(動く絵や像)1頭の裸馬が田畑を荒らすので祭主に相談すると、心当たりがあるとして絵馬に口取縄を描き添えて封じた『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川...
佐渡

生貫観音(新潟県佐渡市)

はえぬきかんのん退かしても道をふさぐ大岩があったため、通りがかった行基がそれを彫り上げて造った石仏村に禍が起こる前に、汗をかいたり、敷地に生える榎の木に灯明がともり、知らせる(変事の知らせ)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.84新...
佐渡

▲達者銅山跡(新潟県佐渡市)

たっしゃどうざんあと小筵山鉱山とも呼ばれる朝方、山へ登ろうとすると、美しい声が山から聞こえてきた(声の怪)山に入ると美しい女性が歩いているのが見えたので、後をつけると小筵山で消えてしまったその後鉱山が見つかったので、鉱山が早く掘って貰いたい...
佐渡

濡れ仏(新潟県佐渡市)

ぬれぼとけ12体の仏像を乗せた船が沖で難破して、1体が海に落ちた夢枕にその仏が現れて(夢告)、多聞院に祀って欲しいと言ってので、寺に安置した狢が出て困るのでこの地に移動させたところ、害がなくなった『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p....
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塗笠山(新潟県佐渡市)

ぬりかさやま神(天人)が雲の上から降り立ちこの地で遊んだが、その帰りに笠(雨具)を置き忘れたものが山となった(地形の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.81新潟県佐渡市 達者
佐渡

波切観音(新潟県佐渡市)

なみきりかんのん通称・小川中の浜観音子供を引きずり込もうとした河童を捕らえ、焼け火箸で目を焼いて懲らしめた車輪梅(木本)の伝説で、若者が稼いだ金で建てられた観音堂(堂宇)とされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.81新潟県佐渡市 ...
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車輪梅自生地(新潟県佐渡市)

しゃりんばいじせいち若狭の若者が金を稼ぐため、佐渡金山の掘大工となって昼夜分かたず働いていたが、やがて珪肺で死んだ(悲恋伝説)その後若者の許婚が来たが、その死を知って、2人が肌身離さず持っていた守り袋と車輪梅(木本)の種を墓に埋めた車輪梅は...
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経塚山(新潟県佐渡市)

きょうづかさん順徳上皇の死後、供奉してきた池清範(廷臣)が山頂で経(経典)を燃やし、その灰を埋めて塚を建てた山頂近くの祠にある地蔵は虫歯(歯痛)によく効くとされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.44新潟県佐渡市 竹田