峡南犬石(山梨県身延町) いぬいし地頭の若狭之助(地方豪族)は愛犬を連れて狩りに出て、途中で休んだところで眠ってしまった突然犬がしきりに吠えて、膝に噛みついたため、若狭之助は犬の首を刎ねた犬の首は藪の中に飛び込んで大蛇に向かったので、若狭之助は太刀で大蛇を斬り殺した... 2025.08.12峡南
峡南▲高前寺 ウボ穴(山梨県市川三郷町) こうぜんじ うぼあな高前寺本堂下にある竹藪にある洞穴で、必要数を紙に書いて穴に入れると、翌日に膳椀などを貸したこれらの食器類は龍宮から借りたものとして龍宮皿と呼んだ(椀貸伝説)ある時ある者が10人前を借りたが、1人分を壊し、もう1人分を紛失... 2025.08.12峡南
峡南高前寺 横取りの鐘(山梨県市川三郷町) こうぜんじ よこどりのかね鰍沢の呉服商丸屋の主人(商人)が身延山に奉納するための鐘を造り、船で運んだ高前寺下の岩に船が座礁して鐘が沈んだが(沈鐘伝説)、唸り声を発した(喋る物)ため引き上げて高前寺に奉納した『日本の伝説10 甲州の伝説』(角... 2025.08.12峡南
峡南割石峠(山梨県市川三郷町) わりいしとうげ武田信玄が駿河へ向かう途中、この峠で休憩して、太刀で周囲の木々を切って道を開いたこの時信玄の威光を怖れた巨石がひとりでに割れた(切断した石)ことから名が付いた(地名の由来)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.111山... 2025.08.12峡南
峡南四尾連湖(山梨県市川三郷町) しびれこ湖の主は牛の怪物であったが、300年ほど昔、兄弟武士がそれを退治して自らもその場で斃れた(化け物退治)当時酷い旱魃であったが、退治の翌日から大雨が降ったことから、雨乞いの地とされた(雨乞い伝説)行列を作って兄弟武士の墓を詣でた後、湖... 2025.08.12峡南
峡南子安神社 箸檜(山梨県市川三郷町) こやすじんじゃ はしひのき源頼朝が富士の巻き狩りをした際、この地で昼食を食べ、箸代わりに使った檜の枝を挿したところ根付いて成長した『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.111山梨県市川三郷町 山保 2025.08.12峡南
峡南浄身石(山梨県市川三郷町) じょうしんせき木花咲耶姫命が富士山にいた頃、産後常に水で身を清めていたため、噴火の際にも母子とも無事であった富士山が噴火した時、木花咲耶姫命が四尾連湖に逃れてきたが、途中で産気付いた命はこの場所で出産し、この石に座って湧水で身を清めた(腰掛... 2025.08.12峡南
峡南印石(山梨県市川三郷町) おしていし空海がこの地で食事のために大きな石に腰掛け、立ち上がる際に手をつくと跡がついた(痕が残る石)これによりこの地は印沢(おしてざわ)と呼ばれ(地名の由来)、現在印石は2ヶ所に置かれている『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.1... 2025.08.12峡南
峡南八処女神明宮(山梨県市川三郷町) やおとめしんめいぐう甲斐源氏・源義清の家臣として京より来た甚左衛門は紙の製法に熟達しており、この地にそれを伝授したその後、市川和紙として広く知られるようになった(起源伝説)甚左衛門は死後紙明社に祀られ、それが神明社と改称、さらに八乙女神社と... 2025.08.12峡南
峡南鬼石(山梨県市川三郷町) おにいしかつて荒神堂に男女の鬼が棲み着き、大石を手にして遊び、里人を驚かしていた“鬼石”と彫られた大石(字彫りの石)が2つ残され、鬼の手形と呼ばれる凹みがある(痕が残る石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.109山梨県市川三郷町... 2025.08.12峡南