峡南鳥塚(山梨県市川三郷町) とりづか芦川(河川)に堤防を設けて流れを変えたが、たびたび水害に遭っていた人柱に代わって、生きたままのつがいの鶏を埋めて祠を建てたところ、水害が起こらなくなった『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.108山梨県市川三郷町 市川大門 2025.08.12峡南
峡南薬王寺 八ノ宮御座所(山梨県市川三郷町) やくおうじ はちのみやござしょ後陽成天皇第8皇子の良純入道親王が幕府への不満などを訴えたため甲斐へ配流となった約17年の甲斐滞在期間の内の5年間を居住した部屋として堂宇に再建保存されている『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.108... 2025.08.12峡南
峡南湯桶の釜(山梨県市川三郷町) ゆおけのかま芦川のあたりを屏大尽の先祖が通りがかると、淵から老人が現れて、けさん淵にいる娘に手紙を渡すよう頼んだ手紙を見ると、この男を殺して食えとあったので、書き替えて娘に渡した娘は手紙を読むと多くの金や小判を渡してくれたので、長者になった... 2025.08.12峡南
峡南蹴裂神社(山梨県市川三郷町) けさきじんじゃ桜峠で木花咲耶姫命の侍女が舞を舞っていると、巨人がやって来て一人の袖をむしり取った命が叱り、良いことをなせと命じたところ、山を蹴破って湖水の水を富士川に流して甲府盆地を造った(地形の由来)その後その巨人は神として祀られた(蹴裂... 2025.08.12峡南
峡南熊野神社 狛犬(山梨県市川三郷町) くまのじんじゃ こまいぬ近辺の森林から木を盗む者があると、社前にある石の狛犬が吠えて追い払ったある木樵(杣人)が斧で両方の狛犬の脚を1本ずつ斬り落としたため、狛犬は動かなくなったその日のうちに木樵は急死した(罰を与える)『日本の伝説10 甲... 2025.08.12峡南
峡南琴路崖・琴路の滝(山梨県早川町) ことじがけ・ことじのたき奈良田の吾平は、仕事で出会った琴路という娘と恋仲となった琴路は毎夜はるばる奈良田まで通い続けるが、その愛着執心を怖れた吾平は、途中の一本橋に鋸を入れて細工したその夜琴路は橋が崩れ落ちて亡くなり、吾平も別の場所で身投げ... 2025.08.12峡南
峡南奈良王神社(山梨県早川町) ならおうじんじゃ夢告によって孝謙天皇が下向し、温泉で体調を治したその後7年間この地に行宮を設け滞在したことから奈良田の名が付いた(地名の由来)行宮跡に建てられた神社が奈良田神社で、奈良田七不思議の御符水と二羽烏が残っている『日本の伝説10 ... 2025.08.12峡南
峡南西山温泉(山梨県早川町) にしやまおんせん藤原鎌足の長男である藤原真人(定慧:藤原氏)が狩猟の際に発見した温泉温泉宿(店舗)の慶雲館は、世界一古いホテル・宿として平成23年(2011年)にギネス認定された『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.104山梨県早川... 2025.08.12峡南
峡南池大神社(山梨県南部町) いけだいじんじゃ京から侍女と共に池の山にある池に来た佐津岐姫(姫君)は、暫く石の上に座って経を読んでいたが、姿を消した侍女が池を探すと懐剣と着物が出てきたので、山を下りてこの地に留まった池はその後水が涸れ、その地に社を建てて姫を祀った佐津岐... 2025.08.12峡南
峡南西行峠(山梨県南部町) さいぎょうとうげ歌の修行のためにこの地を訪れた西行が、この峠で木樵(杣人)と出会って甲州に歌詠みがいるか尋ねた木樵は自前の和歌「いきっちな つぼみし花が きっちなに ぶっぴらいたる 桶とじの花」を詠んだため西行は驚き引き返した『日本の伝説1... 2025.08.12峡南