らいごうじ あみださんぞんぞう
- 元は藤原秀衡の持仏であったが、源頼朝が所望したため鎌倉まで運ばせた
- 途中の坂で急に車が動かなくなったので引き返し、この地に留まることになった(創建伝説:車返しの弥陀)
- ある老夫婦の許へ旅の僧が一夜の宿を求めたが、その僧の姿や顔が日頃信心する仏像そっくりであるのに気付いた
- 立ち去る僧の衣の裾に紅(化粧品)を付け、寺へ行って確かめると仏像に紅がついていた(動く絵や像)
- 住職にそれを伝えると、足止めのまじないをおこない、再び行脚に出ないようにした(行脚の弥陀)
『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.62
https://www.tokorozawa-library.jp/contents/history/history_raikouji.html
埼玉県所沢市 山口