へいりんじ のびどめづか
- 長勝長者の許に滞在していた在原業平は、長者の娘の青前姫(姫君)と相思相愛の仲となった
- 長者が仲を認めないため二人は館から逃げたが、追っ手は火をつけて炙り出そうとした
- 身の危険を感じた姫が和歌を歌うと火は途中で消えるも、居場所が分かって仲を引き裂かれた(悲恋伝説)
- 平林寺境内にある、この塚の周囲を一息で3周すると、美しい女性が塚の上に現れるとされる
- この野火止塚がこのあたりの地名の由来となっている
- 九十九塚とも呼ばれる
『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.73
http://hal15.my.coocan.jp/minwa/nobi.html
埼玉県新座市 野火止

