じょうけいいん ぶんぶくちゃがま
- 常慶院の寺宝
- 京都へ位を授かりに行く弥八郎狐との約束で、住職が化け方の秘伝の巻物を預かった
- 悪狐が巻物を狙って押し寄せたが、住職は約束を果たし、弥八郎狐はお礼に茶釜を贈った
- さらに幻術で釈迦如来の説法を見せたが、住職が経を唱えたため術が解け、茶釜の蓋も石に戻ってしまった
- 数粒の米で釜一杯の飯(食品食材)が炊け、その飯を食べると疫病が治るとされた(病気平癒)
- 茂林寺の分福茶釜は兄弟釜であるとされる
『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.12
山形県米沢市 南原横堀町
