にわつきかんのん
- 最上三十三観音の33番札所(札所巡り)
- 渡し船で参拝する折、心の穢れた者は大蛇の幻影を見て、その恐ろしさから参拝できないとされた
- 斯波氏(武家)の姫であった光姫に横恋慕した鮭川の横川大膳は、姫を拉致しようとして失敗、処刑された
- それから夜な夜な、横川大膳の幽霊が現れたため(愛着執心)、光姫は仏門に入り、庭月観音に住まうようになった
- しかし姫君は既に夫の子を身籠もっており、その後、生まれた男児は斯波氏の世継ぎ(6代:最上義春)となった
『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.88
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山形県鮭川村 庭月
