粕くらい地蔵(山形県東根市)

村山

かすくらいじぞう

  • 毎夜酒粕(食品食材)を食べさせろと言ってくる男があり、後をつけると四つ辻で消えた
  • 酒屋の枕元に男が立ち(幽霊)、死んで酒が飲めなくなったので酒粕でもと思い現れたと告げた
  • 酒屋は不憫に思い地蔵を建てると、男は現れなくなった
  • その後、酒屋が歯痛のため地蔵の苔を虫歯に当てると治ったので「歯がため地蔵」の別名がある

『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.97

山形県東根市 本丸東

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