津久見島の大蛇(大分県臼杵市)

臼杵佐伯

つくみしまのだいじゃ

  • 臼杵一の美人と言われた家老の娘が病にかかり(憑依)、夜ごと若い男が現れることを白状した
  • 家老は、津久見島から城へ渡ってくる光る怪物の仕業と推測し、娘に護衛をつけた
  • 護衛の若侍は金縛りに遭うも、怪しい男を見つけて斬り掛かった
  • 男は海に飛び込んで逃げ、直後に若侍は島へ向かって泳ぐ大蛇を目撃した
  • それ以来怪しい男は現れなくなったが、娘は病死した(異類婚姻譚)

『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.66

大分県臼杵市 深江

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