山熊田観音(新潟県村上市)

下越

やまくまたかんのん

  • 熊山田地区にある浅間神社の別称
  • 平家の落人がこの地に隠れ住み、戦国時代まで周囲に知られず暮らしていた
  • 箸(椀)が上流から流れてきたため、上杉家臣で府屋城主の大川三郎(戦国武将)はただちに兵を率いて攻め入った
  • 集落の長老・相俣弥一郎は7人の使者を送って降伏を請うたが許されず、最終的に弥一郎は切腹して果てた
  • 弥一郎の念持仏の観音像(仏像)を祀って秘仏としたが、2人の若者が開扉したところ、間もなく水死・焼死した(禁を犯す)

『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.130
http://kojyosikyo.main.jp/Murakami-C/Yamakumata-Yakata/Yamakumata-Yakata.htm

新潟県村上市 山熊田

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