じぞういん おもだかのいど
- 緒川城主の水野清忠の奥方は子宝に恵まれないため、海から拾い上げられた“かき殻地蔵”に祈願した
- 満願の日に水を汲み上げようと井戸を見ると、中におもだか(草本)の草の上に永楽銭(貨幣)が乗って浮かんでいた
- おもだかは水野家の家紋(紋章)、永楽銭は旗印であったため、奥方を奇瑞と持って帰った
- その後子が生まれたが、それが徳川家康の外祖父の水野忠政(戦国大名)であった(生誕伝説)
『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.53
愛知県東浦町 緒川

『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.53
愛知県東浦町 緒川