恋の水神社(愛知県美浜町)

海部知多

こいのみずじんじゃ

  • 神のお告げで神水があることを知った允恭天皇が、藤原仲興(廷臣)に命じて探索させた
  • 尾張に赴いた仲興は湧水を見つけたが、誰もその名を知らないため“知らぬ沢”と名付けて和歌を詠んだ
  • 和歌の中に「君が恋しし水を汲むかな」とあったことから、恋の水と呼ばれるようになった(名称の由来)
  • 光明皇后が病に倒れた時、この水を飲んで全快したことから、万病に効くとされた(病気平癒)
  • 桜町大納言の娘・桜姫は、最愛の人の病を治そうと恋の水を訪ねて亡くなった(子女受難)
  • 神社の名前から、縁結びのご利益があるとされる

『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.53
日本伝承大鑑:https://japanmystery.com/aiti/koinomizu.html

愛知県美浜町 奥田中白沢

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