- 住職の白蔵主和尚が三足の白狐を救ってやり、狐はこの寺に棲み着いて寺の危難を救った(動物報恩譚)
- 住職の甥が、この狐を捕らえて金儲けしようとしたところ、狐は住職に化けて説教した。
- 甥はそれを見破って罠を仕掛け、狐は罠の油揚げをうまく取ろうと様々に身体を動かした(化け物を騙す)
- これを見ていた狂言師の大蔵が所作を用いて狂言(演劇)「釣狐」をつくった
- 後日、狐はわざわざ狂言を見に行き、不十分な箇所を指摘した
『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.41
大阪府堺市堺区 少林寺町東

『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.41
大阪府堺市堺区 少林寺町東