いまぐしやま
- 大富山城主の姫君は、花見の折に出会った若者と恋仲となったが(異類婚姻譚)、ある城主の許へ嫁いだ
- 実家に戻りまた城へ帰る途中、朝日山にある弁財天を詣でたいと言いだし、姫は隙を見て社のそばの池に飛び込んだ
- 飛び込んだ姫はそのまま蛇体となって昇天し(変身譚)、池には姫の櫛だけが残った
- 姫の櫛が残ったことから、朝日山から今櫛山へと改名された(地名の由来)
『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.115
広島県庄原市 比和町三河内
『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.115
広島県庄原市 比和町三河内