浦島神社(広島県尾道市)

備後

うらしまじんじゃ

  • 島子という者が花小松を運ぶ仕事をし、龍神への手向けに一枝を海に投げていた
  • ある時島子は大鰐(鮫)に龍宮城へ連れていかれ、そこで龍神の娘と結婚した
  • 数年後島子は玉手箱をもらい里へ戻ったが、知る人はなく、そばの岩に寄りかかり玉手箱を開けて亡くなった
  • 備後国の浦島の領主・水ノ江左衛門(地方豪族)の一子・成延は金亀を助け、その帰路に龍宮に案内された
  • 数年経って里に戻ると知る者もなく、弁財天を祀るよう頼んで立ち去った
  • 噂を聞いた朝廷は、天長2年(825年)に浦島大明神の祠を建てた(浦島太郎)

『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.83
日本伝承大鑑:https://japanmystery.com/hirosima/urasima.html

広島県尾道市 美ノ郷町三成

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