かむらはちまんじんじゃ やえみょうじん
- 神村一帯の領主であった石井又兵衛(地方豪族)に阿良(八重)という側室がいたが、山伏(行者山伏)と懇ろになった(不義密通)
- 怒った又兵衛は、阿良を蛇や百足を入れた箱に首だけ出して閉じ込め、その首を鋸引きさせて殺した
- 山伏は死んだ阿良の血を法螺貝(楽器)に入れて吹き、呪いをかけたところで斬り殺された
- 2人の死体を捨てた場所から怪火が起こり、“阿良火”の祟りとして石井家を大いに悩ませた
『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.93
広島県福山市 神村町

『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.93
広島県福山市 神村町