みなげいし
- 重病の姫を救うため、殿様は薬草である黒百合の根を持参した者に嫁に出すと決めた
- 殿様の乗る栗毛の馬が薬草を持参し、姫が全快すると小姓に化けて求婚を繰り返した(異類婚姻譚)
- 姫が快癒祝いに宮へ参拝した帰りに、監禁された馬が小屋を破って暴れ出した(愛着執心)
- 馬は姫を追いかけ、姫は川岸(岸水辺)の岩から川に身を投げた
- 馬も岩に駆け上がり川に飛び込んだため、岩に蹄の痕が残る(痕が残る石)
『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.80
大分県杵築市 日野

『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.80
大分県杵築市 日野