もんじゅせんじ ほうきょういんとう
- 国東半島で最大の宝篋印塔
- 高崎藩士に仕えていた男が主人の妻と密通し(不義密通)、主人を殺して失踪、さらに逃亡中にその妻を殺した
- 男は改心し、文殊仙寺で浄覚(僧侶)と名乗ると、宝篋印塔造立を始めた
- その後藩士の息子が浄覚を探し当てるが、完成まで猶予して造立を手伝った
- 完成後、浄覚は首を差し出したが、息子は石像の首を斬り落として仇討ちとした
- 宝篋印塔の台座には、首を落とした浄覚自身の石像がある
『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.91
大分県国東市 国東町大恩寺
