安芸福成寺(広島県東広島市) ふくじょうじ鎌倉幕府より所領を賜り、安芸国に下向した菖蒲御前が再興し、出家した寺院境内に菖蒲御前手植えの夫婦杉がある『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.71広島県東広島市 西条町下三永 2025.05.25安芸
安芸弘法寺(広島県呉市) こうぼうじ山の上に怪光が毎夜現れたので登って確かめると、弘法大師(空海)の像(貴人像)があった住民が堂宇を建てて弘法大師像を祀り、月命日に法要をおこなう行事が続けられている『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.70広島県呉市 安浦町... 2025.05.25安芸
安芸首無し地蔵(広島市東広島市) くびなしじぞう平景清が戦いに敗れてこの地に逃れ、平氏の菩提を弔うために建てた地蔵景清が試し切りをしたため、地蔵の首から上がない『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.70広島県東広島市 安芸津町大田 2025.05.25安芸
安芸ホボロ島(広島県東広島市) ほぼろじま安芸津の海に嫁入りしたホボロ島であるが、年月が経つにつれて痩せ細っている小粒虫(甲殻類)が凝灰岩の島を食い荒らす生物侵食によって、近い将来消滅するとされる(自然現象)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.69広島県東広島市... 2025.05.24安芸
安芸長善寺(広島県竹原市) ちょうぜんじ本尊(仏像)は、かつて伊予国の八幡宮の御神体だったが、海賊に盗まれ、嵐に遭って海に捨てられた毎夜怪光を発するので、地元の者が網で拾い上げて家に祀った夢で仏像を長善寺に持っていくよう告げられ、持参すると、住職も同じ夢を見ていた(夢... 2025.05.24安芸
安芸神峰山(広島県大崎上島町) かんのみねさん安住の地を求めた市杵島姫命(宗像三女神)がこの山に登り、その頂上からの絶景を愛でて鎮座したその後弥山に移り、厳島神社の祭神となった『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.67広島県大崎上島町 中野 2025.05.24安芸
安芸若胡子屋跡(広島県呉市) わかえびすやあと気の立った花魁(遊女)が、煮立った鉄漿(化粧品)を禿に飲ませて殺してしまった(子女受難)それ以来、花魁が支度のために鏡の前に立つと禿の幽霊が現れ、花魁は店を出ていった禿が死んだ部屋の壁には、死ぬ間際に残した血の手形(手形足形... 2025.05.24安芸
安芸福島雁木(広島県呉市) ふくしまがんぎ別名・長雁木広島藩主となった福島正則(大名)が港の船着き場に建造した構造物潮流で崩れたため、階段状のものにした『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.66広島県呉市 下蒲刈町 2025.05.24安芸
安芸乙女椿(広島県呉市) おとめつばき長者の娘と貧しい漁夫が恋仲となったが、その身分違いに嘆き2人で海に身を投げた(悲恋伝説)男の遺体は能美島へ、娘の遺体は呉浦へ流れ着き、やがて両方の場所から椿の木が生えた能美島の椿はしばらくして枯れたが、呉浦の椿は大木となり“乙女... 2025.05.24安芸
安芸音戸の瀬戸/清盛塚(広島県呉市) おんどのせと/きよもりづか平清盛が開削したとされる海峡人柱の代わりに一字一石の経石を海中に埋め、その上に石塔を建てて塚とした(清盛塚)日没近くになっても開削工事は終わらないため、清盛が扇で太陽を呼び戻した(日招き伝説)この行為が、清盛が熱病... 2025.05.24安芸