中信

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▲商人石(長野県松本市)

あきんどいし?峠道にある、こぶし大の石が積み重なったもの松本の商人が追い剥ぎに殺され、そのまま石になったと言われる(化身した石)松本の物価を予言し、上がると山のように高くなり、安くなると崩れて道をふさぐこともあるという(目安の石)『日本の伝...
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太田清水(長野県塩尻市)

おおたしみず挙兵した木曽義仲が、馳せ参じた乳母子の今井兼平とこの地で出会ったこの湧水で兼平が馬の足を洗ったところ、たちまち馬が元気となり、この地は洗馬と呼ばれた(地名の由来)近くの「邂逅の清水」にも全く同じ伝承あり『日本の伝説3 信州の伝説...
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▲鏡岩(長野県塩尻市)

かがみいわ心念堂の裏山にある表面が光って輝くため、その光に馬が驚いて木曽義仲が落馬したという木曽義仲が、この岩(鏡石)で姿を映して髪を梳いたという『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.71長野県塩尻市 洗馬芦ノ田
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釜井庵の夜泣き石(長野県塩尻市)

かまいあんのよなきいし釜井庵(三村氏館跡と言われる)の敷地内にある夜泣き石主家を裏切って武田信玄に味方した三村一族(戦国武将)は、信玄によって甲府で謀殺(暗殺)された三村氏の滅亡後から、その怨みのために石が夜泣きするようになったいつも濡れて...
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琵琶橋(長野県塩尻市)

びわばし橋のたもとで一人の法師が朝夕琵琶(楽器)を鳴らしていたが、ある時「この橋の上で一曲を得た」と言って去った後に敦実親王が当地を訪れ、この橋で蝉丸が秘曲・流泉(音曲)を作ったので、琵琶橋と名付けるよう申しつけた『日本の伝説3 信州の伝説...
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子産みの栃(長野県木祖村)

こうみのとち鳥居峠にある、空洞がある栃の巨木空洞に赤ん坊が捨てられており、子のない夫婦が育てて幸せに暮らしたというこの木の皮を煎じて飲むと子宝に恵まれるとされた(子授の俗信)この木の枝は「天狗の腰掛け」と呼ばれた『日本の伝説3 信州の伝説』...
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義仲硯水(長野県木祖村)

よしなかすずりみず北国へ出陣する木曽義仲が、鳥居峠で願文をしたためた際に使った湧水『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.67長野県木祖村 薮原
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袖振り松(長野県南木曽町)

そでふりまつ木曽義仲が弓矢を射るのに邪魔になる松の木を、巴御前が袖を振って倒したとされるこの松葉や木の皮を燃やして見せると、子供の夜泣きが治るとされ「夜泣き松」ともいわれる(子育の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.66長野県...
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鯉岩(長野県南木曽町)

こいいわ形が鯉が飛び跳ねているように見えるために名付けられた巨石(奇岩怪石)明治時代の大地震のために頭部が崩落したこの岩のそばで木曽義仲と巴御前が別れを惜しんだことから「恋岩」ともいう(恋野という地名の由来)鎌倉時代あるいは戦国時代の武将の...
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汗かき地蔵(長野県南木曽町)

あせかきじぞう正式名・延命地蔵宿場近くの川で地蔵の姿が浮かび上がる自然石(霊石)を旅人が見つけ、妻籠宿の光徳寺門前に運んだ寒暖差が激しい地方のため、地蔵が結露することがあり、「汗かき地蔵」と呼ばれるようになった『日本の伝説3 信州の伝説』(...