豊前国東

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兄弟割石(大分県豊後高田市)

きょうだいわりいし離れた場所にある2つの巨大な割石(切断した石)一方が割れ目で雉を食らうと、もう一方は人を食うと言われる(怪の棲む石)割れ目から中に入ると、中山仙境の地下(異界)へ行けるが、二度と戻れないとされる『日本の伝説49 大分の伝説...
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太郎岩(大分県豊後高田市)

たろういわ長崎鼻の先端にある巨石この海域に大蛸が棲んでいたが、太郎という者が母の病気を治すためにその足を1本切り取った味を占めた太郎は7日間蛸の足を切り取り続け、母親の病状も良くなった8日目、最後の1本も切ろうとした太郎を蛸が襲い、太郎は死...
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旧千燈寺跡(大分県国東市)

きゅうせんとうじあと六郷満山を開いた仁聞(名僧)が最初に建立した寺院仁聞が入寂した岩屋(洞穴)や供養塔がある仁聞がこの地で不動の秘法をおこない、海からそれを見た龍王(龍神)が喜んで1000の龍灯(怪火)を献じた『日本の伝説49 大分の伝説』...
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文殊仙寺 宝篋印塔(大分県国東市)

もんじゅせんじ ほうきょういんとう国東半島で最大の宝篋印塔高崎藩士に仕えていた男が主人の妻と密通し(不義密通)、主人を殺して失踪、さらに逃亡中にその妻を殺した男は改心し、文殊仙寺で浄覚(僧侶)と名乗ると、宝篋印塔造立を始めたその後藩士の息子...
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文殊仙寺(大分県国東市)

もんじゅせんじ役行者が中国の五台山で修行していた時、文殊菩薩が日本へ渡りたいと要請した役行者が国東の霊鷲山を推挙すると、文殊菩薩はその地で待つように言った文殊が来訪すると、すぐさま寺を建立したのが文殊仙寺とされる(創建伝説)『日本の伝説49...
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興導寺 火燃地蔵(大分県国東市)

こうどうじ ひともしじぞう興導寺にある地蔵暴風雨(嵐)の時、住職がおさまるよう地蔵に祈願すると、風が止んだその時、境内の灯明に灯り(灯火)をつけて回る童子の姿があった翌日その足跡をたどると、祈願した地蔵の許にたどり着いた(手伝う神仏)『日本...
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白石神社(大分県国東市)

しらいしじんじゃ漁夫が海で網を投げ入れると、魚ではなく8個の白石がかかったさらに続けて3度同じことが起こったため、白石を浜へ持ち帰った(付き纏う石)その夜、夢で八大龍王(龍神)を名乗る翁が現れて社を築いて祀った(創建伝説)雨乞いのご利益があ...
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両子寺 しぐれ紅葉(大分県国東市)

ふたごじ しぐれもみじ両子寺七不思議の1つ晴天の日でもこの紅葉の木を見上げると、雫が落ちてくる『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子
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両子寺 鬼橋(大分県国東市)

ふたごじ おにばし両子寺七不思議の1つ鬼と呼ばれた千徳坊という怪力の僧侶が一枚岩の巨石を運んで橋にした(怪力伝説)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子
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両子寺 無明橋(大分県国東市)

ふたごじ むみょうばし両子寺七不思議の1つ橋の下に観音像が祀られており、渡ると信仰心が湧いてくるとされる牛や馬が渡ると橋から落ちるとされる『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 安岐町両子