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城内稲荷神社(新潟県長岡市)

じょうないいなりじんじゃ長岡城築城の検分をおこなっていた時、1匹の白狐が苧(麻)を咥えて線を引いたその線を元にして城が建てられたことから苧引型兜城と呼ばれ、城内に稲荷が祀られた『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.70新潟県長岡市 ...
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西生寺(新潟県長岡市)

さいしょうじ山の頂上からまばゆい光が差し(怪光)、海の底まで照らしたため、魚が寄らなくなった漁夫が山に登って確かめると、黄金仏が捨ててあった仏像を持ち帰って寺を建てると、再び魚が沖に戻ってきて、浜は栄えた(創建伝説)『日本の伝説41 越後の...
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八百比丘尼の松(新潟県長岡市)

やおびくにのまつこの浜に滞在した弥彦の神(その他の神々)が、ある時3人の村人を招待して、丸穴の貝を土産に持たせた金五郎は貝を戸棚に隠したが、17になる娘がそれを食べて不老不死の身体となった500歳になった時に娘は仏門に入り、家の前に松の木を...
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愛宕神社 初君の歌碑(新潟県長岡市)

あたごじんじゃ はつきみのかひ藤原為兼(公家)が佐渡へ流される時、この地で船待ちをしたその間のつれづれを慰めたのが遊女の初君であったが、船出の際に互いに和歌を読みあって別れた赦免された為兼は勅撰和歌集『玉葉和歌集』の編纂の際に初君の歌を入れ...
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聚感園 弁慶手掘の井戸(新潟県長岡市)

しゅうかんえん べんけいてぼりのいど地方豪族の五十嵐氏の屋敷跡源義経一行もしばらく逗留したが、その間に弁慶が井戸を掘って主人に供した『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.64新潟県長岡市 寺泊
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勝見稲荷堂(新潟県出雲崎町)

かつみいなりどう源義経の兜の守護神である、源九郎稲荷(狐)を祀るこの地に上陸した義経を見送った後、静御前と佐藤継信・佐藤忠信の母である音羽御前がこの地に留まって建立した(創建伝説)別名・源九郎稲荷『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p...
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良寛堂(新潟県出雲崎町)

りょうかんどう良寛(僧侶:歌人:書家)の生家である橘屋跡(屋敷跡)に建てられた、良寛の遺徳を偲ぶ堂宇『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.62新潟県出雲崎町 石井町
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大儀寺 関山の毛塚(新潟県南魚沼市)

だいぎじ せきやまのけづか源教という僧が、転落死が絶えない五十嵐橋で寒行供養していると、菊という名の女の幽霊が現れた幽霊は髪の毛があるため成仏出来ないので、髪を剃って欲しいと頼んだ源教は幽霊を寺に招いて髪を剃り、そのうちの何本かを手元に残す...
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巻機山(新潟県南魚沼市)

まきはたやま母の病気を治す薬草を求めて里の若者が巻機山に登ると、頂上の方から機織の音が聞こえた(地名の由来)若者が近寄ると、美しい女性が機織をしており、事情を話すと薬草を採ってきてくれたさらに共に山を下り、母の病気を治し、村の娘に機織りの技...
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普光寺 毘沙門堂(新潟県南魚沼市)

ふこうじ びしゃもんどう坂上田村麻呂が蝦夷征伐の途上、戦勝祈願に建てた古刹按摩(座頭)が、毘沙門堂の僧の身体を揉んで、その骨格からその正体が山猫であることを知って、事実を伝えて死んだ多くの村人が山狩りをしたが見つからなかったため、毘沙門堂で...