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雙林寺 千本樫(群馬県渋川市)

そうりんじ せんぼんかし雙林寺七不思議の1つ1つの株から多くの枝が分かれた樫の巨木枝(枝葉)を払うと住職や寺に災難が降りかかる(祟り)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.92日本伝承大鑑:群馬県渋川市 中郷
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雙林寺 龍神水(群馬県渋川市)

そうりんじ りゅうじんすい雙林寺七不思議の1つ開山の月江禅師(名僧)の徳を慕った龍が湧き出させた湧水寺に在籍する者の人数に応じて水の出る量が増減した“蛇頭水”とも呼ばれる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.91日本伝承大鑑:群馬県...
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雙林寺 山門小僧と総門の鶴(群馬県渋川市)

そうりんじ さんもんこぞうとそうもんのつる雙林寺七不思議の1つ左甚五郎作の木彫りの像が夜な夜な徘徊して修行僧に禅問答を仕掛けた(動く絵や像)怒った住職が片手を切ると、それ以降出現しなくなったが、片手のまま山門にある総門の鶴の像も夜な夜な抜け...
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雙林寺 鏡の井戸(群馬県渋川市)

そうりんじ かがみのいど雙林寺七不思議の1つこの井戸を覗き込んで、自分の顔が映らなければ即刻死ぬ(死の俗信)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.91日本伝承大鑑:群馬県渋川市 中郷
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雙林寺 忠度桜(群馬県渋川市)

そうりんじ ただのりざくら雙林寺七不思議の1つ開山の月江禅師の夢枕に平忠度(平氏)の幽霊が現れ、和歌の続きを詠んで欲しいと頼んだそれに満足した忠度が枝の鞭を境内に挿し、それが桜の木に成長した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.91...
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鳳来寺峯薬師堂(群馬県渋川市)

ほうらいじみねやくしどう利修仙人が三河国の鳳来寺を開基した際、霊木を伐って3体の仏像を刻んだうちの一体を祀ることから“鳳来寺”の名がつく(名称の由来:創建伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.90群馬県渋川市 白井
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長松寺 矢落観音(群馬県吉岡町)

ちょうしょうじ やおちかんのん船尾山の寺が焼け落ちた時、本堂にあった観音像を矢に結びつけて遠くへ放った飛んでいった仏像は、桑摘みをしていた少女の背中の籠(農具)にすっぽりと収まり、その縁で祀られた(創建伝説)この故事から、通称“ざる観音”と...
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綾戸穴道(群馬県渋川市)

あやどあなみち弘化3年(1846年)より金剛院住職・江舟(名僧)らによって掘削された隧道(洞門隧道)現在は国道17号線の拡幅工事によってほとんどが失われている『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.54群馬県渋川市 上白井
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米岡の姥石(群馬県伊勢崎市)

よねおかのうばいし新田義貞が鎌倉へ攻め込む時、軍勢に甘酒(食品食材)を振る舞っていた老婆が馬に蹴られて死んだ鎌倉攻略後、丁重に葬ると遺体が石になった(化身した石)世良田の長楽寺に安置したところ、毎夜泣く声がするため、元の場所に戻した(夜泣き...
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頼光塚(群馬県伊勢崎市)

らいこうづか夜な夜なこのあたりに騎馬武者(怪人)が現れて、人々を驚かせた松島利太夫(武人)が騎馬武者を一刀両断にしたが、塚の上にある石が切断されていた(変化する石:切断した石)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.51日本伝承大鑑:...