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岩神の飛石(群馬県前橋市)

いわがみのとびいし赤城山の噴火の際に流れてきた、高さ10m、周囲60mの巨石石工がこの石を割ろうとノミを当てたが、その場所から血が流れだし(血の出る石)、石工は急死した(祟り)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.42日本伝承大鑑:...
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日輪寺(群馬県前橋市)

にちりんじ池の中に光るものを見つけた武蔵守・多治比真人(広足?:国司)が網を入れ、金の仏像を拾ったこの地を巡錫していた空海が、一夜で十一面観音像を彫り、その仏像を納めた『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.41群馬県前橋市 日輪寺町
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村主神社 さかさ梅(群馬県前橋市)

すぐろじんじゃ さかさうめ天正18年(1580年)に武田勝頼が膳城を攻める前、この神社にあった泉で休憩したその際、たわむれに馬の鞭を逆さに地面に挿したところ、そのまま根付いた梅の木『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.40群馬県前橋...
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滝沢不動尊(群馬県前橋市)

たきざわふどうそん小田原遠征の途中、上杉謙信が霊験を得ようと不動明王の右腕を切って武蔵国へ持ち運んだ夢枕に不動明王が現れ「邪心を改めねば武運拙し」と告げられたため(夢告)、鹿島神社(深谷市)に右腕を奉納した滝沢不動尊の不動明王像(仏像)は現...
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赤城温泉(群馬県前橋市)

あかぎおんせん10代崇神天皇の皇子・豊城入彦命(親王)が上野国へ東征した時、この温泉を発見し傷を癒やしたとされるかつては“湯之澤温泉”と呼ばれていたが、戦後赤城温泉と名称を変更した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.38群馬県前橋...
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三夜沢赤城神社(群馬県前橋市)

みよさわあかぎじんじゃ10代崇神天皇の皇子・豊城入彦命(親王)が上野国へ入った時に大己貴命を祀ったのが始まりとされる(創建伝説)剣豪の上泉伊勢守信綱がこの神社の境内で修行を積んだとされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.38群馬...
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鼻毛石の線刻不動尊(群馬県前橋市)

はなげいしのせんこくふどうそん空海が三夜沢の赤城神社へ参拝途中、この地にあった石に不動明王を爪彫りした(磨崖仏)爪で彫ったことから“爪ひき不動尊”と呼ばれる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.38群馬県前橋市 鼻毛石町
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安楽寺 不動堂(群馬県前橋市)

あんらくじ ふどうどう武田勝頼が攻め込んできてお堂が焼かれたが、その灰が捨てられた橋では落馬する者が続出した(罰を与える)橋の近くで怪光が現れ、見ると川岸に不動明王像(仏像)があったため、再びこれを祀った『日本の伝説27 上州の伝説』(角川...
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珊瑚寺 涙の梅(群馬県前橋市)

さんごじ なみだのうめ珊瑚寺七不思議の1つ梶原景時(源平の武将)の娘が、梶原父子と源頼朝を供養せよのお告げで寺へ来て、杖としていた梅の枝を地面に挿した成長した梅の木の横で住職が座禅していると、感銘した木から涙のように露が滴り落ちてきた念仏を...
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橘山(群馬県渋川市)

たちばなやま東征から戻る途中の日本武尊が弟橘媛を偲んで「あづまはや」と言ったことから名が付いた山(地名の由来)頂上にある、命が媛を偲び腰掛けた石(腰掛け石)は“恋し石”と呼ばれ、小石神社の御神体となった(現在は敷島公園内の小石神社に移転)『...