行田春日部

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小埼沼(埼玉県行田市)

おさきぬまある夫婦が幼子を連れて、近くで畑仕事をしていると、急に子の姿が見えなくなったおさきという母親が必死で探したところ、池に我が子の姿が映っており、思わず飛び込んだ実際は大鷲に捕らえられ樹上にあった子の影が映っただけであり、おさきはその...
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遍照院 駒形薬師(埼玉県行田市)

へんじょういん こまがたやくし藤原秀衡の護持仏(仏像)であり、眼病を治した夢告により牛車で運んでいる途中で牛が倒れたため、この地に安置した(創建伝説)死んだ牛を埋めたところに植えた松を秀衡松と呼んだ(若木があるとのこと)『日本の伝説18 埼...
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大長寺 塩盛り地蔵(埼玉県行田市)

だいちょうじ しおもりじぞう塩(食品食材)を手向けて祈願をする地蔵特にいぼを治す(いぼ取り)地蔵として崇められる1600年頃に造られたとされる『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.93埼玉県行田市 行田
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忍城址(埼玉県行田市)

おしじょうし関東七名城の一つで、豊臣秀吉の小田原攻め(戦国の戦い)の際、石田三成(戦国武将)が水攻めをしたが最後まで落城しなかった城この戦いから“忍の浮城”あるいは“亀城”と呼ばれた『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.92埼玉県行...
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川俣締切跡(埼玉県羽生市)

かわまたしめきりあと文禄3年(1594年)におこなわれた利根川治水(堤防)の最初期の工事跡この時人柱となった行者(行者山伏)を祀った締切神社の石碑が横にある(祠は現存せず)『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.55埼玉県羽生市 上新...
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避来矢神社(埼玉県羽生市)

ひらいしじんじゃ下野国から飛んできた大石(甲石:投げ石)を御神体とする藤原秀郷が龍王から授かった“避来矢の鎧”にちなんだ社名となる(名称の由来)『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.55埼玉県羽生市 上村君
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小松神社(埼玉県羽生市)

こまつじんじゃ平家が滅びる際に、平重能(源平の武将)が平重盛の遺骨を持って東国へ行き、この地に埋めた目印に植えた銀杏は御神木となって“乳銀杏”と呼ばれ、乳の出が良くなるご利益があるされた(授乳の俗信)『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店...
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本町地蔵(埼玉県羽生市)

ほんまちじぞう別名・下町地蔵男地蔵とされ、上町にある女地蔵に恋して、毎夜丑三つ時になると女地蔵のところへ通った(遊ぶ神仏)その時男地蔵は、火の玉(怪火)に変化して猛然と地面を転がっていったため、人が見物することは出来なかった『日本の伝説18...
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総願寺(埼玉県加須市)

そうがんじ重篤な病となった58代光孝天皇が智証大師(名僧)に命じて彫らせた不動明王(仏像)を祀る関東に移された後に水害によって像が流されこの地に辿り着いたため、ここに堂宇を建てて祀った(創建伝説)不動明王を祀ったことから不動岡の名が付いた(...
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満蔵寺 梅若塚(埼玉県春日部市)

まんぞうじ うめわかづか吉田少将惟房の一子・梅若丸は比叡山で稚児を務めていたが、山を下りた際に人攫いに遭った(子女受難)人買いに売り飛ばされ東国へ連れて行かれる途中で重病となり、隅田川に打ち棄てられ亡くなった我が子を捜し求めた生母は偶然塚の...