北信久米路橋(長野県長野市) くめじはし娘の「赤まんま食べた」という歌で盗みがばれた男が人柱にされて完成した橋その後娘は口を利かなくなったが、ある時鳴き声のせいで撃たれた雉を見て「雉も鳴かずば撃たれまい」と一言だけ喋ったとされる(教訓譚)『日本の伝説3 信州の伝説』(角... 2025.01.29北信
北信善光寺 地震横死塚(長野県長野市) ぜんこうじ じしんおうしづか善光寺境内、事務局のそばにある供養塔弘化4年(1847年)に起きた善光寺地震で亡くなった約10000人を供養した碑『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.149長野県長野市 元善町 2025.01.29北信
北信大秋山村跡(長野県栄村) おおあきやまむらあと平家の落人が秋山郷で最初に住んだ村天明の飢饉の折に村が全滅した全滅後、ある僧が日暮れ時に村跡を通りがかると、後から誰かがつけてくる足音がした(音の怪)屋敷集落へ辿り着くと、経文を書き、再度村跡を訪れて差し出すと、手(幽霊... 2025.01.26北信
北信熊の手洗い湯(長野県野沢温泉村) くまのてあらいゆ野沢温泉開湯の地罠で前足を怪我した熊を追うと、熊が湯で怪我を治しているのを発見した『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.58長野県野沢温泉村 豊郷 2025.01.26北信
北信小菅神社 御座石(長野県飯山市) こすげじんじゃ ございし小菅神社奥社への参道沿いにある石(腰掛け石)役行者や空海が参拝の折に座ったとされる石には凹みがあり、杖の先がめり込んだものと言われる(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.57長野県飯山市 瑞穂 2025.01.26北信
北信小菅神社 隠石(長野県飯山市) こすげじんじゃ かくれいし小菅神社奥社への参道沿いにある岩(名石)川中島の戦い(戦国の戦い)のあと、上杉謙信が戦を避けてこの岩に逃げ隠れた武田勢が追ってきたが、山が鳴動して岩や木が倒れ落ちてきたため逃げ帰り、謙信は難を逃れたとされる『日本の... 2025.01.26北信
北信▲鐘ヶ淵(長野県山ノ内町) かねがふち樽川の発電所のさらに上流付近にある大照寺(現・木島平村照明寺)がこの地にあった時、釣鐘がこの淵に転落した(沈鐘伝説)引き揚げようとしたが出来ず、新しい鐘を造ったが、その鐘も淵に落ちたそのため照明寺では鐘も鐘楼もない(慣習の由来)『... 2025.01.26北信
北信善応寺の鐘(長野県山ノ内町) ぜんおうじのかね龍宮から香箱を運んでいる最中、澗満滝で箱を開けたところ、何かが飛び出して滝壺に沈んでいった善応寺に来て箱を開けると、山椒の実が3粒あったので、それを植えるとたくさんの実ができた善応寺の定紋(紋章)は、それにちなんで三粒の山椒... 2025.01.26北信
北信温泉寺 無縫塔(長野県山ノ内町) おんせんじ むほうとう大沼池の大蛇が修養のため、僧に化けてこの寺で修行をした(人外の悟り)そのお礼に膳や椀を毎月届けていたが、盗む者があったので、それ以降丸石を池から流して届けた丸石が流れてくると、住職は死ぬか転住するので、無縫塔として境内... 2025.01.26北信
北信化け杉(長野県高山村) ばけすぎ福島正則(大名)がこの地で亡くなり、その葬儀の際に悪魔が襲いかかり、死体を奪った(火車)その時に片腕(手足)だけが落ち、そのまま杉の木に変じたこの杉は切ろうとすると血を噴き出し(血の怪)、唸ったり、木屑が元通りに戻ったりする怪事が起... 2025.01.26北信