北総

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樹林寺 夕顔観音(千葉県香取市)

じゅりんじ ゆうがおかんのん夕顔を愛した平良文(地方豪族)は、死に際して息子に「我に会いたければ、夕顔の実を開けよ」と遺言した畑の夕顔の実を割ってみると、中から観音像(仏像)が現れた子孫の千葉常重に「この観音像を祀れ」と夢告があったため、樹...
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頭白上人入定塚(千葉県香取市)

ずはくしょうにんにゅうじょうづか文明15年(1583年)に頭白上人(名僧)が人々の苦しみを救うために入定した3年後に村人が、底辺50mあまりの3段の方墳を築いて入定塚とした『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.42千葉県香取市 大根
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香取神宮 要石(千葉県香取市)

かとりじんぐう かなめいし下総国一之宮・香取神宮の境内にある霊石経津主命(記紀神話の神)が地下に棲む大鯰の頭と尾をこの石で刺し通して地震を抑えている徳川光圀がこの石を掘り出そうとしたが、根元を見つけることは出来なかった『日本の伝説6 房総の...
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神崎神社 なんじゃもんじゃの木(千葉県神崎町)

こうざきじんじゃ なんじゃもんじゃのき徳川光圀がこの神社を訪れ、この木を見て「この木は何というもんじゃろうか」と自問したところから名付けられた実際には楠の巨木『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.40千葉県神崎町 神崎本宿
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龍正院 仁王像(千葉県成田市)

りゅうしょういん におうぞう享保年間に火事があった時、仁王像が堂の屋根から団扇をあおいで、寺への延焼を食い止めた(建物を守る)火除けのご利益があり、毎年正月に延焼を免れた家が仁王門の大注連縄を奉納する『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)...
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龍正院(千葉県成田市)

りゅうしょういん通称・滑河観音ある冷害(天災)の年、領主の(小田)将治(地方豪族)が仏に祈願すると、結願の日に朝日姫と名乗る少女が現れた将治は朝日姫に小田川の朝日ヶ淵へ連れて行かれ、そこで老僧から一体の観音像(仏像)を与えられた観音像を祀る...
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片歯の梅(千葉県成田市)

かたはのうめ龍角寺の1つで、坂田ヶ池の岸辺にある 坂田ヶ池のが切れて難儀していたところ、ある女がを立てることを提案して、自分が埋められてしまった 堤防にいつしかの木が育ったが、成った実はすべて歯形のような跡がついていた 人柱となった女が背負...
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甚兵衛渡し(千葉県成田市)

じんべいわたし印旛沼にある渡し場佐倉惣五郎が江戸へ訴状を出しに行く際、この渡しを使った渡し守の甚兵衛は藩の禁を破って惣五郎を船に乗せ、その後で沼で自害した『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.38千葉県成田市 北須賀
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宗吾霊堂(千葉県成田市)

そうごれいどう義民・佐倉惣五郎を祀る霊堂(堂宇)墓のある場所が処刑の地(刑場)とされる『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.38日本伝承大鑑:千葉県成田市 宗吾
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成田山新勝寺(千葉県成田市)

なりたさんしんしょうじ平将門を調伏するため、寛朝僧正(名僧)が不動明王像を奉じてこの地で護摩祈祷をおこない、敗死させた乱の平定後、不動明王像が動かなくなったので、この地に留めおいて寺を開いた(創建伝説)平将門を祭神とする神社とは相性が悪く、...