石見

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文次郎釣り場(島根県大田市)

ぶんじろうつりば仁万の河口にある岩場(浜海岸)は良好な漁場で、ある日釣り好きの文次郎は金色の怪魚を釣り上げた魚を調理して食べたが食えないほど不味く、さらにその夜から文次郎は3日間神隠しに遭った帰宅して4日後再び失踪し、怪魚を釣った岩場で死ん...
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井戸神社(島根県大田市)

いどじんじゃ享保の大飢饉の折、大森代官として赴任した井戸正明(幕臣)を祭神とする飢饉対策としてさつまいもの栽培に着手し、多くの領民を救ったとされ「芋代官」と呼ばれた『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.72島根県大田市 大森町
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姫逃池(島根県大田市)

ひめのがいけ近くの山賊(盗賊)の頭領が長者の娘に懸想し、長者の家を襲ったその時、娘と恋仲だった若者が助太刀に来たが、逆に返り討ちに遭った(悲恋伝説)娘は嘆き悲しみ池に入水したが、その後ほとりに咲くようになった杜若は娘の魂の化身とされた(地名...
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浮布池(島根県大田市)

うきぬののいけ池の原長者の娘が、この池のほとりで若者と出会い恋仲となったある武士が通りがかったところ、娘が大蛇に巻きつかれており、矢を射て撃退した(異類婚姻譚)娘は大蛇を追って池に飛び込み、やがて着物(衣類)だけが水面に浮かんできた(地名の...