出雲

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佐太神社(島根県松江市)

さだじんじゃ出雲三大社の1つで、祭神は佐太大神(猿田彦神)神在月(神無月)に八百万の神々が集うとされ、最終日にお忌み祭(祭礼)が執りおこなわれる『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.32島根県松江市 鹿島町佐陀宮内
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龍頭ヶ滝(島根県雲南市)

りゅうずがだき宇治川の合戦で有名な池月はこの付近で生まれたが、母馬は産後の肥立ちが悪く早くに死んでしまった子馬は母馬を探して滝の上に来ると、滝壺に映った自分の姿を母と間違えて飛び込んだそれを何度も繰り返すうちに、子馬は泳ぎの巧い名馬となった...
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人情調べ石(島根県雲南市)

にんじょうしらべいし集落で毎夜のように作物が盗まれた(悪事)ため、懲らしめのために石を置くことにした盗みをする者に人の心があるかどうかを調べる意味で「人情調」の文字を刻んで置いた(字彫りの石)この石を置いて以降、集落での盗みはなくなった(教...
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お長畑(島根県雲南市)

おちょうばたけ?彦右衛門・お長の夫婦は伊勢参の折に煙草を初めて見て、それを自分たちで栽培しようと決めた帰りの道中で煙草農家に無理を言って種を分けてもらい、栽培に成功した(起源伝説)出雲で初めて煙草栽培した畑をお長畑と呼び、顕彰碑が建つ『日本...
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須佐神社 影無桜(島根県出雲市)

すさじんじゃ かげなしざくら須佐神社の七不思議の一つ隠岐島に木の影が掛かり耕作出来ない土地があったが、夢のお告げで須佐神社の桜の巨木と分かった(巨木伝説)伐り倒した後に切株からまた桜が生えたが、大きくなることはなかった『日本の伝説48 出雲...
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須佐神社 塩ノ井(島根県出雲市)

すさじんじゃ しおのい須佐神社の七不思議の一つ境内にある井戸で、稲佐の浜に続いていて海の干満(潮汐)に合わせて水が湧出するとされる『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.61島根県出雲市 佐田町須佐
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西谷池(島根県出雲市)

にしたにいけ?藤原久太夫の下の息子が使いの帰りに雨宿りをしていると、谷女児という美女が現れて暫く話をして別れた下の息子が美女が住む西谷へ行くと侍女が出迎え、谷女児の屋敷で歓待を受け、五色の玉(宝物)を貰った(異類婚姻譚)玉の存在に気付いた久...
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蛇池(島根県出雲市)

じゃいけある彫物師(左甚五郎とも)が満足のいく龍の彫刻を造りたいと、本物の龍を求めてこの池を訪れたある夜、雷鳴と共に池から龍が天へ昇る姿を見て、見事な龍の彫刻(像)を造り上げたその彫物は出雲大社の拝殿の破風に付けられたが、毎夜鳴動するため真...
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推恵神社(島根県松江市)

すいけいじんじゃ日御碕神社の宮司(神主)・小野尊俊の妻に懸想した藩主(大名)は、口実を設けて尊俊を隠岐へ流罪とした(冤罪)怨みに思った尊俊は呪いを仕掛け、白鷹を放って松江城に怪異を引き起こしたさらに白鷹を使って妻の許へ手紙を送ったが、その返...
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出雲阿国の墓(島根県出雲市)

いずものおくにのはか名古屋山三と恋仲になって京都へ駆け落ち、京都四条河原で歌舞伎踊りを始め、それを流行らせた(芸能者)名古屋山三の死後はこの地に戻り、尼となって連歌(和歌)をよくした暮らしていた連歌寺に墓所があったが、廃寺のため現在地に移動...