上越安寿と厨子王の供養塔(新潟県上越市) あんじゅとずしおうのくようとう『山椒大夫』の伝説が残る上越で路銀を使い果たした一行は、応化の橋で出会った山岡太夫によって母子別れ別れに売り飛ばされた後年に建てられた安寿姫と厨子王丸の供養塔とされる『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p... 2025.03.30上越
上越本願寺国府別院 親鸞袈裟掛けの松(新潟県上越市) ほんがんじこくふべついん しんらんけさがけのまつ本願寺国府別院の境内にある松の木越後に配流された親鸞の2番目の配所に当たる説法の際に親鸞が袈裟を掛けた(現在は2代目)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.20新潟県上越市 国府 2025.03.30上越
上越居多神社 片葉の葦(新潟県上越市) こたじんじゃ かたはのあし越後七不思議の1つ親鸞が越後流罪となり、最初に越後一之宮の居多神社を訪れて、早期の赦免を祈願した境内の葦の葉が一夜にして片葉となった(変種の起源)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.19新潟県上越市 五智 2025.03.30上越
上越五智国分寺 琵琶(新潟県上越市) ごちこくぶんじ びわある盲人(琵琶法師)が官位を授かるため京へ行く途中、国分寺を訪れて、琵琶を一曲奉納したその隙に財布を盗られたため、絶望して引き返そうとしたところ、急に目が見えるようになった国分寺へ戻ってみると、盲人から財布を盗んだ直後に... 2025.03.30上越
上越宗龍寺 龍宮の鐘(新潟県上越市) そうりゅうじ りゅうぐうのかね宗龍寺にある鐘名立崩れ(山津波)の際に、海底に沈んだ毎夜沖から不気味な音がしたため(音の怪)、漁師が確かめると、岩場に鐘がはさまって潮の流れで音を出していた鐘を引き上げて元の宗龍寺に納めたが、龍宮から奉献された... 2025.03.30上越
上越名立崩れ供養塔(新潟県上越市) なだちくずれくようとう寛延4年(1751年)の地震によって裏山が崩落して(山津波)、村が全滅した崩落の直前、「空が暗くなり、沖が赤くなると大地が崩れる」と予言した僧が村に現れた(天災の前兆)一人の少女だけがそれを信じて逃げて助かり、惨事を伝... 2025.03.30上越
上越能生白山神社 汐路の鐘(新潟県糸魚川市) のうはくさんじんじゃ しおじのかね能生白山神社にある鐘源義経がこの地を訪れ、その際に常陸坊海尊の追銘があったといわれる潮(潮汐)が満ちると、人が触らずとも鐘が自ずと鳴ることから“汐路の鐘”と呼ばれた明応年間に火災により焼失、残銅で再鋳造され... 2025.03.30上越
上越水保観音堂 日野資朝の墓(新潟県糸魚川市) みずほかんのんどう ひのすけとものはか水保観音堂の本堂横にある墓所後醍醐天皇の謀議に加わり佐渡に流された日野資朝(公家)の子の阿新丸が、佐渡へ父を追って訪ねた佐渡国司・本間入道は、面倒事と資朝を殺し、遺骨だけを阿新丸に渡した阿新丸は親の仇と... 2025.03.30上越
上越原山地蔵(新潟県糸魚川市) はらやまじぞう金を盗んだ盗人が地蔵の後ろに隠そうとしたら、地蔵が声を掛けたので逃げてしまい、無事持ち主の元に戻った(喋る物)雲助が女性を襲おうとしたら、地蔵が制止する声が聞こえて、女性は助かった(神仏霊験譚)『日本の伝説41 越後の伝説』(... 2025.03.30上越
上越高浪の池(新潟県糸魚川市) たかなみのいけへそ曲がりな長者があったが、無礼を働いたかどで処刑された(長者の没落)残された夫人は、家財道具を全て池に投げ込み、自分も身投げしてしまったそれ以降膳椀を貸して貰えるようになったが、壊れた椀を返さなかったため、二度と貸さなくなっ... 2025.03.30上越