下越五十志霊神社(新潟県新発田市) いそしれいじんじゃ洪水の際に村人を助けるために藩の木を伐りだすなどした大竹与茂七(義民)を逆恨みした大庄屋が藩に訴えた与茂七と大庄屋の間の金や米を巡る争いで罪を得た与茂七は打ち首となった処刑後、大庄屋や役人が狂死し、さらに新発田の町に青い火... 2025.04.08下越
下越岩村寺(新潟県阿賀野市) がんそんじ住職が飼っている猫が夢枕に立って恩返しをすると言い、翌日死んだ藩の御用金を扱う岩村家では、母親の葬儀の最中に棺が宙に浮き、大騒動となっていた(火車)住職が指名されて読経すると、棺が元に戻ったため、寺に莫大な寄付をした(猫檀家)その... 2025.04.08下越
下越福島潟(新潟県新潟市北区) ふくしまがた真野長者の一人娘のお福は、僧に懸想したが断られたため、僧を追って抱きかかえたまま紫雲寺潟へ飛び込んだ(愛着執心)お福はそのまま蛇体となり(変身譚)、しばらくその紫雲寺潟に棲み着いた享保年間に潟が埋められて棲みにくくなったので、お... 2025.04.08下越
下越善照寺 鐘の道(新潟県阿賀野市) ぜんしょうじ かねのみち善照寺の鐘が突然「福島潟へ行きたい」と言い出し、好きにせよと返すと、鐘楼から落ちて動き出した途中で鐘が休んでいると、洗濯していた娘がおしめ(肌着)を鐘の上にかぶせたが、鐘はそのまままた進み出した鐘は福島潟まで来ると、... 2025.04.08下越
下越賽の河原(新潟県阿賀野市) さいのかわら五頭山は霊場として知られ、その麓の川岸(岸水辺)を賽の河原と見立てている付近には多くの地蔵があり、地蔵堂(堂宇)の内部には多くの積み石が置かれている『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.112新潟県阿賀野市 畑江 2025.04.08下越
下越瀬寄神社(新潟県阿賀野市) せきじんじゃ阿賀野川の氾濫を抑えるための工事に際して、人柱を立てるよう託宣があった五泉から“おはき(おせき)”という遊女を買って埋めたところ氾濫しなくなり、この女を神社に祀った(創建伝説)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.112... 2025.04.08下越
下越孝順寺 三度栗(新潟県阿賀野市) こうじゅんじ さんどぐり越後七不思議の1つ親鸞が供された焼き栗を庭に埋めて、年に3度実が成るよう念じたたところ、実際に成るようになった『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.112新潟県阿賀野市 保田 2025.04.08下越
下越梅護寺 数珠掛け桜(新潟県阿賀野市) ばいごじ じゅずかけさくら越後七不思議の1つ親鸞がこの地を出立する際に、数珠を桜の枝にかけて説法をしたそれ以来、その桜の花が数珠のように連なって咲くようになった『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.111新潟県阿賀野市 小島 2025.04.08下越
下越梅護寺 八房梅(新潟県阿賀野市) ばいごじ やつふさうめ越後七不思議の1つ親鸞が食べた梅干し(食品食材)の種を植えたところ、芽が出て成長した梅の花1つから実が8つ成るので、八房梅の名が付いた『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.111新潟県阿賀野市 小島 2025.04.08下越
下越長福寺 薬師井戸(新潟県阿賀野市) ちょうふくじ やくしいど没落した四ッ橋長者は死期が迫り末期の水を求めたが、誰も応じなかった(長者の没落)死の間際に「村の井戸から水が出るな」と呪いの言葉を吐いたため、村の井戸は涸れてしまった長者に最後まで親身であった長福寺の井戸だけは水が出... 2025.04.08下越