加賀保名が淵(石川県小松市) やすながふち保名という美しい少女がいたが、片目が不自由であった薬売り(商人)の男と懇ろになったが、薬売りは保名を棄てて余所へ向かった追いかけた保名は、水面に映える男の影を見間違えて川に飛び込んで溺死した(悲恋伝説)保名の死後、淵に片目の大蛇... 2025.06.17加賀
加賀仏御前尊像安置所(石川県小松市) ほとけごぜんそんぞうあんちじょ仏御前が京を離れる際に祇王に形見として渡した、自刻の像(貴人像)が仏御前の死後この地に贈られた現在は個人宅に安置されている『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.60石川県小松市 原町 2025.06.17加賀
加賀仏御前屋敷跡(石川県小松市) ほとけごぜんやしきあと平清盛の寵愛を受けた仏御前の生地(屋敷跡)にある墓所(生誕伝説)清盛の子を死産した後この地に戻ったが、若くして亡くなった一説では、村の女達が嫉妬から仏御前を殺したため、昼間にお産すると必ず大風(嵐)が吹く(祟り)『日本... 2025.06.17加賀
加賀勝楽寺(石川県小松市) しょうらくじ安宅の関を越えた源義経一行が赤飯(料理)の饗応を受けた弁慶は感謝の印に法螺貝(楽器:寺宝)を奉納した『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.58石川県小松市 安宅町 2025.06.17加賀
加賀安宅関跡(石川県小松市) あたかのせきあと奥州に逃れようとした源義経一行は、安宅の関所で嫌疑を掛けられた弁慶は機転を利かせてこの窮地を逃れた歌舞伎「勧進帳」の舞台として有名(演劇)、弁慶・義経・富樫の像が立つ『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.55石... 2025.06.17加賀
加賀多太神社(石川県小松市) ただじんじゃ斎藤実盛の鎧兜や直垂の切れなどを木曽義仲が奉納した後年松尾芭蕉が来訪して詠んだ歌碑が残る『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.55石川県小松市 上本折町 2025.06.17加賀
加賀蟹淵(石川県能美市) がんぶち下流の村の者が淵に雨乞いに来て、さらに鍬で水戸口を開いたところ、大蟹が襲ってきた村人の一人が鍬で蟹の足に傷を負わせ、蟹は「上流の村さえなければ、下流の村を押し流したのに」と言って消えたその後、村の者が温泉に湯治に行き、足に傷を持つ侍... 2025.06.16加賀
加賀根上松(石川県能美市) ねあがりまつ源氏方の井家次郎範方(源平の武将)らが平家軍に追い込まれ、この松の木で全員が討ち死にした(源平の戦い)奥州へ逃げ落ちる源義経一行がこの地を通過したとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.52石川県能美市 根上... 2025.06.16加賀
加賀即得寺 狐塚(石川県能美市) そくとくじ きつねづか人をたぶらかしていた2匹の白狐が捕まったが、即得寺の住職がそれを諭して逃がしてやった狐は火除けの効がある国重の刀剣を差し出して、恩義に報いた(現在も寺宝)その後狐は死ぬまで寺に棲み着き、死後境内に葬られた(動物報恩譚)... 2025.06.16加賀
加賀草深甚四郎碑(石川県川北町) くさふかじんしろうひ天狗にさらわれて剣の奥義を学んだとされる草深甚四郎(剣豪)の墓所がある昭和以降この場所で慰霊祭や奉納剣道大会がある『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.50石川県川北町 石室 2025.06.16加賀