加賀

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千蛇ヶ池(石川県白山市)

せんじゃがいけ白山の山頂には3000匹の大蛇がいたが、泰澄がそのうちの1000匹を山頂の池に閉じ込めたさらにその上から万年雪で蓋をして二度と出られないようにした(化け物封印)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.41石川県白山...
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天狗壁(石川県白山市)

てんぐかべ穀物を杵(農具)でついていた時、急に杵が宙を飛んで断崖のてっぺんで臼をつくような動きをした「見ていると面白いが、やってみると辛いものなので返そう」と声がして、杵が元の場所に戻った(声の怪)天狗の悪戯だと思われ、その断崖を天狗壁と呼...
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岩根神社 泰澄腰掛け石(石川県白山市)

いわねじんじゃ たいちょうこしかけいし泰澄が創建した神社で、境内に泰澄が休んだとされる腰掛け石がある大欅の根が包み込んだ3つの巨石を白山三山に見立てたのが名称の由来『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.40石川県白山市 白峰
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中宮温泉(石川県白山市)

ちゅうぐうおんせん泰澄が白鳩が傷を癒やすのを見て発見した温泉とされる天正年間(1573~92年)に浴場が整備された『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.39石川県白山市 中宮
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白山下山仏社 安正観音(石川県白山市)

はくさんげざんぶつしゃ あんしょうかんのん?白山檜新宮にあった仏像で、飛騨の者が盗んで、打ち砕こうと頭を叩いたところ頭が行方知れずとなった後に檜新宮の屋根裏から頭が見つかり、接合された(神仏霊験譚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川...
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御鍋(石川県白山市)

おなべ白山参拝道(加賀禅定道:参道)最初の手洗所で、自然石で出来た御手水鉢が残る手水鉢の水は日照りでも減らず、理由なくかき混ぜると翌日は必ず雨になる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.38石川県白山市 瀬戸
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瀬戸神社 夜泣き銀杏(石川県白山市)

せとじんじゃ よなきいちょうこの銀杏の木に棲む天狗が、時々夜になると泣くためこの名が付いた(声の怪)火事の時には水を吹く(昭和3年に大火があったが神社は焼けなかったとの記録)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.38日本伝承大...
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木滑神社 仏御前の安産石(石川県白山市)

きなめりじんじゃ ほとけごぜんのあんざんいし平清盛の寵愛を受けた仏御前が出産のため、故郷の原村へ向かう途中、この地で子を死産した出産の時にこの石に寄りかかったとされ、触れると安産のご利益がある『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)...
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御仏供杉(石川県白山市)

おぼけすぎ祇陀寺の大智禅師(名僧)がこの地を去る時、杉の苗を逆さに挿したものが成長した仏飯を盛った形(仏具)に似ていることから名が付いた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.37石川県白山市 吉野
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大日川(石川県白山市)

だいにちがわ一向一揆の居城であった鳥越城と二曲城は互いに法螺貝(楽器)で連絡し合っていた間を流れる大日川(河川)の音がうるさいため、城主が神に祈って音を止めた(音止伝説)この川で捕れる鮴(ゴリ:魚類)は串に刺しても口を開かない(動物の俗信)...