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誉田八幡宮 安産社(大阪府羽曳野市)

こんだはちまんぐう あんざんしゃ後冷泉天皇の皇后が懐妊し、天皇の夢に木の下に鬼の顔をした老人が立ち「安産を望むなら私を使え」と言う(夢告)木に鬼で“槐"の木を使う謎掛けと考え、誉田八幡にある木を貰い受けて産屋を造った安産や子授けのご利益があ...
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泥掛け地蔵(大阪府太子町)

どろかけじぞう子供の病気が治らないため、蓮池のほとりにある地蔵に祈願した元は池の中にいたのが長く地上にいるので、せめて池の泥をかけて欲しいと地蔵が頼んだ泥をかけて帰宅すると、子供が快癒しており、それ以降願掛けに泥をかける(特有の願掛け)『日...
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俊徳丸鏡塚(大阪府八尾市)

しゅんとくまるかがみづか謡曲「弱法師」の主人公で、山畑長者の息子で、蔭山長者の後を継いだ俊徳丸(伝承の男性)の墓所とされる実際には、古墳時代の石室『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p88大阪府八尾市 大窪
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久修園院(大阪府枚方市)

くしゅうおんいん藤原高房(藤原氏)が西国の任地へ赴く際、淀川(河川)のほとりで捕まえられた亀を助けてやった母は高房の幼子を殺そうと、わざと川へ落として助けを求めた(継子殺し)高房が神仏にすがろうと久修園院に伏し拝むと、子を背に乗せた亀が浮か...
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久親恩寺 親乞薬師(大阪府枚方市)

くしんおんじ おやこいやくし楠木正儀の家臣・篠崎六左衛門(南北朝の武将)は、妻子を残して僧(樟葉道心)となって全国を行脚した8年後、郷里に立ち寄った道心は、妻の骨拾いをする2人の子と出会い、素性を隠して回向をおこなった(子女受難)その後、9...
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交野天神社 樟葉宮跡(大阪府枚方市)

かたのてんじんじゃ くすはのみやあと桓武天皇が父の光仁天皇を祀るための地としたことが始まりとされる(創建伝説)明治以降、継体天皇の行宮となった樟葉宮の跡(行宮跡)ともされた『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.102大阪府枚方市 楠葉...
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日置天神社(大阪府枚方市)

ひおきてんじんじゃ惟喬親王が猟をしていたが、途中で愛鷹の行方が分からなくなり、この地で探していた探している途中で日が傾いたので、「日を留め置きたまえ」と祈願した(日招き伝説:名称の由来)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.102大阪...
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円通寺(大阪府枚方市)

えんつうじある春の日、狩猟の折にこの寺に立ち寄った惟喬親王に、一人の娘(乙女)が茶の接待をした翌年の春も親王はこの寺で休憩したが、別の娘が茶の接待をしたので、去年の娘の所在を尋ねると既に亡くなっていた親王はそれを哀れみ、「春の日の雪のよう」...
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影見池(大阪府枚方市)

かげみいけ惟喬親王がこの地で狩りをしていた時、愛鷹を見失ってしまったこの池の水面に映る鷹の影を見て、無事に所在を発見した『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.102大阪府枚方市 津田駅前
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鷹塚山(大阪府枚方市)

たかつかやま枚方丘陵で最も高い丘にある惟喬親王が狩りで使っていた愛鷹が死んだため、葬った地とされる(地名の由来)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.102大阪府枚方市 高塚町