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鈴見の松(大阪府枚方市)

すずみのまつ鈴見という男がある時傷ついた鶴を助けたが、そのすぐ後に一人の女が訪れ、いつしか一緒に住むようになった老母の死後、鈴見は女と結婚して男の子を一人もうけた(物報恩譚:異類婚姻譚)子が5歳の時に女は子を連れて山に登り、自分は天女(天人...
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蹉跎神社(大阪府枚方市)

さだじんじゃ大宰府に左遷される菅原道真が、途中の丘で休憩し、都との別れを惜しんだ娘の苅屋姫は父を慕いこの地まで来たが、間に合わず足摺り(蹉跎)をしたことが地名の由来となる(親子の情愛)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.98大阪府枚...
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大阪成田不動尊 菅相庵(大阪府寝屋川市)

おおさかなりたふどうそん かんしょうあん千葉県の成田山新勝寺の別院で、昭和9年(1934年)に京阪電気鉄道が寄進して開創した菅原道真に仕えていた武部源蔵が開いた寺子屋の建物(邸宅)を茶室として移築したもの『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書...
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蓮如上人腰掛け石(大阪府枚方市)

れんにょしょうにんこしかけいし吉崎を退去した蓮如が、この地に辿り着いて最初に説法をした場所にあるこの石に腰掛けて説法をしたとされる(腰掛け石)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.97大阪府枚方市 出口
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光善寺(大阪府枚方市)

こうぜんじ蓮如がこの地で説法をしていると、熱心に聴聞する美女がいたが、近くの池に棲む大蛇であった(人外の悟り)大蛇は説法で功徳を得て昇天するため古巣の池を献上するとし、池を埋め立てて出来たのが光善寺である(創建伝説)寺の裏に池の一部が残され...
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明光寺 首なし地蔵(大阪府寝屋川市)

みょうこうじ くびなしじぞう家を追われた鉢かづき姫(初背姫:伝承の女性)は継母に命を狙われた(継子殺し)姫の身代わりとなって危難を救った地蔵とされる(身代わりの神仏)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.96大阪府寝屋川市 打上
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寝屋長者屋敷跡(大阪府寝屋川市)

ねやちょうじゃやしきあと『御伽草子』にある「鉢かづき姫(伝承の女性)」の実家である、寝屋長者の屋敷跡京街道と東高野街道を東西に結ぶ山根街道沿いにある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.95大阪府寝屋川市 寝屋
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弘法井戸(大阪府寝屋川市打上)

こうぼういど寝屋川市内にある、4つの弘法水の1つ空海が掘り当てた湧水による井戸とされる東高野街道に面した場所にある“弘法観念水”と刻まれた石柱が建つ『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.94大阪府寝屋川市 打上
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弥勒寺 舎利吹観音(大阪府四條畷市)

みろくじ しゃりふきかんのん武田団蔵という武士の娘は容姿端麗であったが、顔に瘡が出来て、医者の手では治らなかった先祖伝来の仏像に一心に祈ったところ、願いを聞き届けるとの夢告を受け、娘の顔は元に戻った(悪瘡平癒)仏像を見ると、顔一面に舎利が吹...
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和田賢秀の墓(大阪府四條畷市)

わだけんしゅうのはか楠木正行の家臣(南北朝の武将)で、四條畷の戦い(南北朝の戦い)で討死した討ち取られる際に敵の鎧に噛みついたまま首を切られた歯痛に効験があるとされ、信仰されている『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.93大阪府四條畷...