峡南

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西山温泉(山梨県早川町)

にしやまおんせん藤原鎌足の長男である藤原真人(定慧:藤原氏)が狩猟の際に発見した温泉温泉宿(店舗)の慶雲館は、世界一古いホテル・宿として平成23年(2011年)にギネス認定された『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.104山梨県早川...
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池大神社(山梨県南部町)

いけだいじんじゃ京から侍女と共に池の山にある池に来た佐津岐姫(姫君)は、暫く石の上に座って経を読んでいたが、姿を消した侍女が池を探すと懐剣と着物が出てきたので、山を下りてこの地に留まった池はその後水が涸れ、その地に社を建てて姫を祀った佐津岐...
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西行峠(山梨県南部町)

さいぎょうとうげ歌の修行のためにこの地を訪れた西行が、この峠で木樵(杣人)と出会って甲州に歌詠みがいるか尋ねた木樵は自前の和歌「いきっちな つぼみし花が きっちなに ぶっぴらいたる 桶とじの花」を詠んだため西行は驚き引き返した『日本の伝説1...
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弁当石(山梨県南部町)

べんとういし巡錫中の日蓮が集落に立ち寄って大石の上で休憩した(腰掛け石)老婆が中食(料理)を供したので、お礼に手拭い(織布)に題目を書いて授けた(手拭い曼荼羅:現存せず)この大石を弁当石と呼び、老婆の家は屋号を「べっとうし」とされた(民家の...
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円蔵院 百石石(山梨県南部町)

えんぞういん ひゃっこくいし本堂裏庭にある名石領主であった穴山信友(戦国武将)が、飢饉で米100石を村人に給する際に、富士川の河原から石を運ばせた(慈善事業)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.101山梨県南部町 南部
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神明神社(山梨県身延町清子)

しんめいじんじゃある老人が伊勢参に行き、帰りに草鞋に挟まった小石を持ち帰ったその後その小石が大きくなったため(成長する石)、それを御神体として社を建てた(創建伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.99山梨県身延町 清子
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灰土地蔵(山梨県身延町)

はいつちじぞう延命地蔵とも呼ばれる富士の裾野の開墾をしていた和田平馬という者が、裾野の灰土を1袋持って郷里に一時戻ってきた近くの地蔵に灰土を供えたところ、その晩に大風が吹いた翌朝見ると周囲の河原が、灰土の客土によって耕地となっていた(手伝う...
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上澤寺 お葉つき銀杏(山梨県身延町)

じょうたくじ おはつきいちょう別名・逆さ銀杏、あるいは毒消し銀杏法論で敗れた善智法印は恨みに思い、日蓮を上澤寺に招いて毒餅を勧めた日蓮はそれを庭に投げ、それを食った犬が悶死し、非を悔いた法印は弟子となった日蓮は犬を境内に葬り、銀杏の杖を立て...
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蹴裂明神(山梨県富士川町)

けさきみょうじん山の一部を蹴り破り、湖水の水を抜いて甲府盆地を造った神を祀る(蹴裂伝説:地形の由来)富士川(河川)の氾濫や、道路拡張工事のため、現在は石碑のみ残る『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.96山梨県富士川町 鰍沢
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禹之瀬(山梨県富士川町)

うのせかつて甲府盆地が湖水であったのを、水を抜いて陸地を造った(蹴裂伝説:地形の由来)湖水を富士川(河川)に流した、川幅が最も狭くなった地点開拓したのは蹴裂明神とも行基ともされる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.95山梨県富士川...