峡東

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板額塚(山梨県笛吹市)

はんがくづか越後で乱を起こした城資盛の叔母で、弓の名手とされた板額御前(女傑)は、生け捕りとなったその後甲斐の浅利与一(源平の武将)が妻として迎え、この地で没した(墓所)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.52山梨県笛吹市 境川町...
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定林寺 二子塚(山梨県笛吹市)

じょうりんじ ふたごづか富士川の合戦(源平の戦い)で逃げ遅れた平家の女人(白菊御前:平家の落人)が、この地に落ち延びた女人は双生児を産んだが母子とも亡くなり、この地に粗末に葬られたその後、毎年鬼火(怪火)が燃え、災厄が起こるため、日蓮が双児...
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南照院 姥塚(山梨県笛吹市)

なんしょういん うばづか谷間の百合姫という大力の山姥が、巨人と競争して一夜で造った塚(一夜作り伝説)聖徳太子が甲斐国へ入った時、乗っていた愛馬が死んだため、それを葬った塚(御馬塚)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.50山梨県笛吹...
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御坂峠(山梨県笛吹市)

みさかとうげ日本武尊が東征の折、この峠を越えて甲斐国に入ったとされる(地名の由来)御坂隧道(洞門隧道)の富士河口湖側出口付近にある天下茶屋(店舗)は多くの文人が滞在したことで知られる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.50山梨県笛...
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獅子石(山梨県笛吹市)

ししいし大雨が降り続き、京戸山が崩れて土石流が発生した時(山津波)、巨石が立ち上がり大きく吠えだした(喋る石)巨石が吠えて立ち塞いだため、水の流れが変わり、この一帯の被害を防いだ『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.50山梨県笛吹市...
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国立神社 矢石(山梨県笛吹市)

くにたちじんじゃ やいし天から降ってきた矢が石と化したとされる石(化身した石)この矢石から降矢姓を名乗る家がこの近辺には多くある(姓名の由来)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.50山梨県笛吹市 一宮町塩田
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浅間神社 夫婦梅(山梨県笛吹市)

あさまじんじゃ めおとうめ甲斐国一之宮・浅間神社の境内にある梅の木1つの花から2つの実がくっつつくように出来て、子授けの霊験があるとされる(子授の俗信)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.49山梨県笛吹市 一宮町一ノ宮
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飛尾大神社(山梨県山梨市)

とびおだいじんじゃ東征から戻る途中の日本武尊が座ったという石(腰掛け石:御褥石)が残るこの石は北西にある琴比良山から飛んできたため、社名がついたとされる(投げ石:名称の由来)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.49山梨県山梨市 三...
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長慶寺 笛吹権三郎の墓(山梨県笛吹市)

ちょうけいじ ふえふきごんざぶろうのはか権三郎という若者は笛(楽器)の名人で、母と共に暮らしていた洪水(水害)が起こり母だけが流されると、権三郎は行方を尋ねて川沿いを彷徨ううちに溺死した権三郎が死んだ河川は後に笛吹川と呼ばれるようになった(...
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鶏冠神社里宮(山梨県甲州市)

けいかんじんじゃさとみや黒川金山(鉱山)のあった鶏冠山山頂に残る神社(奥宮)の里宮にあたる社宝として黄金の鏡が2面奉納されたとあるが、現在は荒廃『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.48山梨県甲州市 塩山一之瀬高橋